広島県尾道市(しまなみ)の美術館/ポール・アイズピリ、ピカソ、ルオー、小林和作、梅原龍三郎、中川一政、林武などを所蔵。チェンバロによるコンサートやフレンチレストランでの食事も楽しめます。

 
なかた美術館
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夏休み子ども絵画教室「ペインターになろう!」

更新日:2021年8月9日(月) 【nakata Labs  なかたラボ】

 

開催中の展覧会「Painters+collection2021」では、

国内外のさまざまな画家の作品を見ることができます。

彼らの作品に触れ、描く楽しさを見つけてもらおうを

夏休み子ども絵画教室「ペインターになろう!」を開催しました。

 

第1回目は、ニナ・チュアNina Chua と マイク・カーニーMike Carney  の作品について。

まずは、展覧会を鑑賞し作品に触れていきます。

 

 

絵を描く時は「かお」や「花」など、何かしらのモチーフを思い浮かべながら描くことが多いですが

今回取り上げた作品は、描く行為そのものについて、

そこから自然と生み出される絵画のおもしろさについて教えてくれます。

 

まずは作品の模写。ぐるぐると鉛筆を動かして描きます。

 

 

一つの線が集まって繊細なグレーの色調を作り上げていきます。

 

 

そしていろんな色のペンや色鉛筆を使って、もっともっと描きます。

 

 

ぐるぐるぐるぐる…

 

 

大きいぐるぐる…小さいぐるぐる…

 

 

いろんな色の線の集まり。

一本ずつ色を変えて描くのはとても根気がいる仕事。じっくりと描いていました。

 

 

「ネコとか、描きたいな」とこっそり教えてくれたり、初めは戸惑ったりする子もいましたが、

鮮やかな線が積み重なり、新たな表情が生まれてくると、

それは楽しさへと変わっていったように感じました。

 

最後に小さな額に入れて完成!

 

 

 

 

 

 

壁に飾ると、もっとじっくり鑑賞したくなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

意図した模様もあり、偶然できた色の重なりもあり、

見れば見るほど楽しくなる作品ができました!

 

参加者の皆さん、ありがとうございました!

 

 

 

親子ワークショップ「みんなの時計」を開催しました

更新日:2021年7月27日(火) 【nakata Labs  なかたラボ】

 

こんにちは!

いよいよ夏本番、夏休みもスタートしましたね。

先日開催した親子ワークショップの様子をお届けします。

今回は家族で楽しく夏休みを過ごせるように、大きな掛時計を作りました。

 

丸く切り出した板に絵を描いたり、様々な素材をデコレーションしたりして文字盤を作ります。

そして時計の中で大切な要素である数字。

木片、コルク、布、リボン、針金などを使うと、どんな形の数字が生まれるでしょうか。

 

 

まずデザイン画を描き、それを元に板にデコレーションします。

 

 

ちょっと硬い針金も、親子で協力して切りました。

工具使いもお手のもの!

 

 

みどり色をメインカラーに作っていた姉妹の2人。

途中意見の対立?もありましたが、アイデアを出し合いながら1つの時計を丁寧に仕上げました。

 

 

そして…

こんな時計ができました !

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どれも時間を確認するのが楽しくなるようなものばかり。

時計を見るたびに、今回のワークショップのことを家族で思い出してほしいなあと思います。

参加者の皆さん、ありがとうございました!

 

 

ワークショップ「nuttsponchon CAPに絵を描こう」を開催しました

更新日:2021年7月6日(火) 【nakata Labs  なかたラボ】

こんにちは。

雨の日が続いていますが、気温が高くなり夏の気配も感じられますね。

先週の土曜日に、これからの暑い季節にぴったりなキャップを作るワークショップ「nuttsponchon CAPに絵を描こう」を開催しました。

 

 

今回は、開催中の展覧会『Painters+Collection 2021』(ペインターズ+コレクション2021)にも作品を出品されている、作家のnuttsponchon(ナッツポンチョン)さんを講師に迎えました。

 

 

nuttsponchonさんは平面の作品以外にも今回作ったようなキャップ、Tシャツ、スニーカーなど、さまざまな形で作品を制作されています。まずは講師と一緒に作品を見て、イメージを膨らませます。

 

 

 

 

 

キャップづくりに取りかかる前に、数種類の中から絵を描きたいキャップを選びます。自分がかぶった時のことも考えながら……。実際にかぶってみて決める人もいました。 

 

 

帽子を選んだら、紙に鉛筆で下描きをします。膨らませたイメージをまずは紙にアウトプットします。

 

 

下描きができたら、講師にお手本を見せてもらいながら、布に絵を描くときのコツを掴みます。布の質感、インクのかすれ具合など、紙に描くだけではわからない感覚ばかりです。

 

 

 

いよいよキャップに絵を描いていきます!やり直しができないので皆さんとても慎重に描いていました。

 

 

 

キャップはフォルムが丸いので、平面に描くよりもとても難しいです……。

 

 

 

一筆一筆を丁寧に仕上げていきます。

 

 

 

 

 

 

完成しました!帽子屋さんに並んでいるような素敵なキャップができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はコットン生地の帽子に布用インクで絵を描きました。描いた後はドライヤーでよく乾かし、あて布をしてアイロンをかけます。アイロンは高温でかけることで布にインクが固定され、洗濯しても落ちないようになります。

 

日差しが強まる夏のおともに丁度良いオリジナルキャップができました!

ご参加いただいた皆さん、講師のnuttsponchonさん、ありがとうございました。

 

 

 
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広島県尾道市(しまなみ)の美術館 コレクションは、フランス現代具象画家ポール・アイズピリ、ピエール・クリスタン、エコール・ド・パリを中心としたフランス近代絵画、梅原龍三郎、中川一政、林武ら日本近代絵画、尾道を代表する小林和作、絵のまち尾道四季展招待作家作品など、国内外の洋画を中心とした約200点。
音楽鑑賞の場として、所蔵のチェンバロを中心としたバロックコンサートを定期的に開催するほか、ジャズやクラシックなど様々なジャンルの演奏家によるディナー付きコンサートも企画・開催しています。併設するフレンチレストラン「ロセアン」では、ランチ・ティータイムはもちろん、美術館閉館後もゆったりとした空間でライトアップされた庭園を眺めながらの本格的なディナーが楽しめます。

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