
イリーナ・メジューエワ
ロシア生まれ。モスクワのグネーシン音楽大学でウラジーミル・トロップに師事。1992年、E.フリプセ国際コンクール(ロッテルダム)での優勝をきっかけに、オランダ、ドイツ、フランスなどで公演を行う。1997年からは日本を本拠地として活動。バロックから近・現代までの幅広いレパートリーを手がけるが、近年再評価の進むロシアの作曲家N.メトネルの紹介者としても名高い。2017/18年、東京文化会館で日本デビュー20周年記念リサイタル(全3回)を開催。2006年からは毎年京都でリサイタルを行うなど、精力的な演奏活動を展開している。
2006年度青山音楽賞。CD「ショパン:ノクターン集」は2010年度のレコードアカデミー賞(器楽曲部門)を受賞。2015年、第27回ミュージック・ペンクラブ音楽賞。著書に「ピアノの名曲」と「ショパンの名曲」(いずれも講談社現代新書)。
* 演奏曲目 *
J.S.バッハ:フランス組曲第5番 ト長調 BWV816
モーツァルト:ロンド ニ長調 K.485
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 作品27-2〈月光〉
ショパン:幻想即興曲 作品66(遺作)
ショパン:スケルツォ第2番 変ロ短調 作品31
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
ラヴェル:ソナチネ
メトネル:おとぎ話 イ短調 作品51-2
メトネル:プリマヴェラ(春) 作品39-3
*曲目などに変更がある場合がございます
*未就学児のご入場はご遠慮ください