寺神戸 亮 ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラによる
バッハ『無伴奏チェロ組曲』
2016年7月10日(木)
バッハ『無伴奏チェロ組曲』
- 開催日
- 2016年7月10日(日)
- 開催時間
- 15:00〜16:30(14:30開場)
- チケット
- 前売・予約 3,000円
当日 3,500円
高校生以下 1,000円 - 定員
- 90名
- 出演
- 寺神戸 亮
古楽器演奏家として、世界の第一線で活躍する寺神戸 亮のソロコンサート。
「ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ」という極めて珍しい楽器で、
バッハの傑作『無伴奏チェロ組曲』をお届けします。
寺神戸 亮 てらかど りょう
1961年ボリビア生まれ。桐朋学園大学音楽学部卒業。卒業と同時に新日本フィルハーモニー交響楽団にコンサートマスターとして迎えられるが、数年で退団し、渡欧、オランダ、デン・ハーグ音楽院でシギスヴァルト・クイケンに師事しバロック・ヴァイオリンを学ぶ。
「ラ・プティット・バンド」「バッハ・コレギウム・ジャパン」などヨーロッパ・日本を代表する古楽器オーケストラのコンサートマスターを務めるとともに、ソロイストとしても活躍。
復元楽器ヴィオロン・チェロ・ダ・スパッラを用いた、バッハ「無伴奏チェロ組曲全曲」録音ではレコード・アカデミー賞を受賞。
また、バロック・古典派のオペラを中心に指揮者としても名声を得る。
2015年度東燃ゼネラル音楽賞(旧モービル音楽賞)受賞。現在、デン・ハーグ王立音楽院教授、桐朋学園音楽大学特任教授、ベルギー、ブリュッセル在住。
ヴィオロンチェロ・ダ・スッパラ Violoncello da spalla
形はヴァイオリンに似ているが5本の弦を持ち、ヴァイオリンより大きく、チェロよりは小さい。ギターのように横に構え、ストラップで胸に当て、ヴァイオリンと同じように弓弾きする。チェロよりも軽やかな音色が特徴。
中世に盛んに使われ、その後急速に姿を消したが、バッハはこの楽器を想定して「無伴奏チェロ組曲」を作曲したと考えられる。当時の形を復元したものを使って演奏する
音楽鑑賞の場として、所蔵のチェンバロを中心としたバロックコンサートを定期的に開催するほか、ジャズやクラシックなど様々なジャンルの演奏家によるディナー付きコンサートも企画・開催しています。併設するフレンチレストラン「ロセアン」では、ランチ・ティータイムはもちろん、美術館閉館後もゆったりとした空間でライトアップされた庭園を眺めながらの本格的なディナーが楽しめます。