翻訳家・柴田元幸『MONKEY vol.6』刊行記念朗読ツアー【尾道公演】
柴田元幸&トウヤマタケオ「朗読とピアノの夕べ」
2015年6月26日(木)
柴田元幸&トウヤマタケオ「朗読とピアノの夕べ」
- 開催日
- 2015年6月26日(金)
- 開催時間
- 開場19:00
開演19:30
終演21:30 - チケット
- 予約2,500円(当日2,700円)
学生2,000円 - 定員
- 定員に達しました。キャンセル待ちのご予約を承ります。
70名(全席自由) - 出演
- 【朗読】柴田元幸
【ピアノと歌】トウヤマ タケオ - ご予約
- 0848-20-1218(なかた美術館)
- 出店
- ホホホ座 尾道店
ポール・オースターやエドワード・ゴーリーなど数々の翻訳で知られる翻訳家・柴田元幸さんが責任編集を務める文芸誌『MONKEY』。
「提言、意見を述べるのではなく、自分が好きな作品を翻訳し、作家も失敗を恐れずに“遊べる”場にしたい」と、これまでにvol.5まで刊行してきました。
村上春樹さんや川上弘美さんらも連載をされるなど、執筆陣も豪華です。
今回、vol.6「音楽の聞こえる話」刊行記念として、中国・四国地方の朗読ツアーを開催します。
柴田元幸さんはご自身が訳された作品を朗読されます。その朗読は、文章には見えない作者のヴォイスを、ご自身の声に翻訳されたもので、まるで音楽のようです。ぜひ中国・四国地方の方々に生でご体験頂けたらと思います。
また、vol.6の特集テーマが“音楽”ということもあり、尾道公演と徳島公演では、音楽家・トウヤマタケオさんをゲストに迎え、朗読とピアノと歌をお届け致します。
熊谷充紘/ignition gallery
柴田元幸 しばたもとゆき
1954年生まれ。翻訳家。訳書にポール・オースター、スチュアート・ダイベック、レベッカ・ブラウン、スティーヴン・ミルハウザー、スティーヴ・エリクソン、ジャック・ロンドンなど多数。2013年10月新しい文芸『MONKEY』を創刊した。
主な訳書
『幽霊たち』ポール・オースター
『体の贈り物』 レベッカ・ブラウン
『うろんな客』 エドワード・ゴーリー
『ウェイクフィールド』ナサニエル・ホーソーン
主な著書
『生半可な学者』
『翻訳教室』
『翻訳夜話』村上春樹共著
写真:吉次史成
トウヤマ タケオ とうやまたけお
1965年生まれ。作曲家。鍵盤奏者。編曲家。
クラシック、ジャズ、ロック、フォークロアなどのジャンルを越境し、放浪する音楽家。
ソロピアノ演奏の他に、画家nakabanとの幻燈ユニット“ランテルナムジカ”、8ビート偏愛ユニット“PATO LOL MAN”、チェリスト徳澤青弦とのユニット“Throwing a Spoon”など、活動は多岐に渡る。現在は尾道に在住。
主な作品
2010年 ピアノソロ作品集「Waltz in March」
2013年 歌アルバム「飛ばない日」
2014年 Throwing a Spoon「awakening」
MONKEY
新しい文学と出会い、都市を旅し、物語を書く。柴田元幸が責任編集を手がける文芸誌。
Vol.6 の特集は「音楽の聞こえる話」として小川洋子、柴崎友香、小山田浩子、穂村弘、松田青子ら11名が「音楽」をテーマに短編や短歌を執筆する。
各作品には国内外のクリエーターがビジュアルを提供し、およそ16年ぶりとなる音楽家・小沢健二と漫画家・松本大洋のコラボレーションも掲載される。
当日は、ホホホ座尾道店による書籍とスペシャルなお菓子の販売、
レストランロセアンによるワンコインBAR(18:30〜)も行います。
音楽鑑賞の場として、所蔵のチェンバロを中心としたバロックコンサートを定期的に開催するほか、ジャズやクラシックなど様々なジャンルの演奏家によるディナー付きコンサートも企画・開催しています。併設するフレンチレストラン「ロセアン」では、ランチ・ティータイムはもちろん、美術館閉館後もゆったりとした空間でライトアップされた庭園を眺めながらの本格的なディナーが楽しめます。