広島県尾道市(しまなみ)の美術館/ポール・アイズピリ、ピカソ、ルオー、小林和作、梅原龍三郎、中川一政、林武などを所蔵。チェンバロによるコンサートやフレンチレストランでの食事も楽しめます。

 
なかた美術館
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「チェンバロと弦の響き」 終了しました!

更新日:2011年10月30日(日) 【コンサート】

本日、ミュージアムコンサート「チェンバロと弦の響き」を開催いたしました。

出演は、チェロの乗本幸さん

ヴァイオリンの田代直子さん、

チェンバロの小田郁枝さんです。


 

あいにくの雨にもかかわらず、多くの方にお集まりいただきました!


今回は、壁面に高田三徳さんの大作、そして床にも作品を設置した空間での演奏です。

いつにもまして、作品と音楽が一体になっているようでした。

 

 

チェロとヴァイオリン、二つの弦楽器とチェンバロの音色が重なって、

複雑で豊かな響きが生まれます。


 

ヴィヴァルディのチェロソナタでは、

重厚なチェロの音色と、軽やかなチェンバロが見事にとけ合っていました。



そして「悪魔のトリル」は、ヴァイオリンとチェンバロの二重奏。

なんと15分の長編です。

情熱的な演奏に酔いしれました。


 

素晴らしい音楽を届けていただいたお三方、そして聴いてくださった皆様、

どうもありがとうございました!



次回はクリスマスコンサートです。


12月25日(日)

「2台のチェンバロでメリークリスマス!」

 

出演:坂由理、小田郁恵

 

美術館所蔵のミハエル=ミートゥケモデルのチェンバロと、

イタリアンヴァージナルを使って、

音色の異なる2台による演奏や、二段鍵盤を活かしたチェンバロの連弾などで、

心躍るクリスマスの音楽をお届けします。

どうぞお楽しみに!

 

詳細はコンサートのページ

 

 

 

 

ミュージアムコンサート 「トランペットで奏でるバロック  チェンバロとともに」 を開催しました!

朝からの雨も、開場前には止み、多くのお客様にお越し頂きました。


 

出演は、「トランペット」の三島明子さんと、「チェンバロ」の小田郁枝さん。

 

 

 

 

珍しい組み合わせですが、チェンバロの可憐な音色と、

トランペットの力強くのびやかな調べの相性はばっちり。

2009年にも、お二人は当美術館で共演しています。


三島さんは、曲によってトランペットを使い分けながら演奏します。


前回は、「ピッコロトランペット」「フリューゲルホルン」「トランペット」の3本

今回は「ピッコロトランペット」、「コルネット」、「トランペット」でした。


 

一番上に写っているのが、「ピッコロトランペット」。

管が短く、高くて明るい音が出ます。


真ん中の「コルネット」と、下の「トランペット」は、管の長さは実は同じ。

どちらも最後が、花のように広がっていますが、

「トランペット」は真っ直ぐの部分が長く、

「コルネット」のほうは、だんだんと管が広がっていくため、柔らかい音色になります。

 

 

チェンバロのソロもあり、またイタリア歌曲や、日本の子守歌、「赤とんぼ」など、

歌声が入る曲も、トランペットが表情豊かな旋律を奏でます。


 

元気がでるような、華やかな演奏が、美術館いっぱいに響き渡りました。

どうもありがとうございました!

 

===

次回のチェンバロミュージアムコンサート

10月30日

「チェンバロと弦の響き」

【チェロ】乗本幸

【ヴァイオリン】田代直子

【チェンバロ】小田郁枝

詳しくはコンサートのページ

お楽しみに!

===

 

 

 

 

 

 

 



 

伊藤憲孝 ピアノ・リサイタル

更新日:2011年6月26日(日) 【コンサート】

 

本日「伊藤憲孝 ピアノ・リサイタル」が開催されました!

NPO法人「おのみちアート・コミュニケーション」の主催です。


伊藤さんは尾道のご出身。

そして今年は「フランツ・リスト生誕200年」と言うことで、彼の曲を集めたリサイタルになりました。


 


リストは、多くの名曲を、ピアノのために編曲したことでも知られています。

その中から、まずはシューベル作曲の魔王や、ベートーヴェン作曲の交響曲第7番 第2楽章などが演奏されました。

 


二部では、リストがたった一曲だけ作曲したピアノ・ソナタである 「ピアノ・ソナタ ロ短調」を。

ソナタ形式ですが、間の休止がないため、30分にわたって演奏し続ける長編です。この演奏はまさに圧巻。

 

 

そして、アンコールでは、即興の演奏を披露してくださいました!

美術館の展示室でのコンサートということで、

なんと今日の休憩時間に思いつかれた企画だそうです。

 

 

選ばれた作品は、ポール・セザンヌの「かくれんぼ遊び」でした。

伊藤さんの演奏は、遊び心の中にも、ピンとした緊張感があって、とても素敵でした。

 

 

本当にたくさんの方に足を運んでいただき、

また終演後には、伊藤さんを囲んでのお食事も楽しんでいただきました。

どうもありがとうございました!

 

伊藤さんは12月にも尾道でのコンサートを企画されているそうです。

これからのご活躍にも期待したいですね。

 


 

 
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広島県尾道市(しまなみ)の美術館 コレクションは、フランス現代具象画家ポール・アイズピリ、ピエール・クリスタン、エコール・ド・パリを中心としたフランス近代絵画、梅原龍三郎、中川一政、林武ら日本近代絵画、尾道を代表する小林和作、絵のまち尾道四季展招待作家作品など、国内外の洋画を中心とした約200点。
音楽鑑賞の場として、所蔵のチェンバロを中心としたバロックコンサートを定期的に開催するほか、ジャズやクラシックなど様々なジャンルの演奏家によるディナー付きコンサートも企画・開催しています。併設するフレンチレストラン「ロセアン」では、ランチ・ティータイムはもちろん、美術館閉館後もゆったりとした空間でライトアップされた庭園を眺めながらの本格的なディナーが楽しめます。

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