ヴォーカル・アンサンブルの調べ
更新日:2009年10月25日(日) 【コンサート】
本日、無事終了いたしました。
イギリスで流行した、弾むような「マドリガル」や、クラシックの定番
おなじみの童謡や唱歌などなど、
小さなお子様から、ご年配の方まで、誰もが楽しめる歌をたっぷりお届けしました。
アカペラもあり、チェンバロソロもあり、音楽が高らかに響きます。
そしてなんと言っても、バリトンの今田さん・・・
なんと奥様が、ちょうど本日の午前10:00に 第三子をご出産なさったそうです!
広島市で誕生に立ち会われて、その後すぐさま尾道へ、そして今日のコンサートに出演してくださいました。
ありがとうございました。本当におめでとうございます!!
この話題もあって、今日の会場は本当に温かな雰囲気でした・・・
チェンバロは、弦をはじいて音を出すので、「琴」に近い音質です。
「だから意外と、日本の歌にもぴったりなんです」とのこと。
聴いているとまさにその通りで、いつものバロックのきらびやかな曲だけでなく、
なつかしい叙情的な音色も、とても魅力的でした。
4名は、今日がアンサンブルグループ「HINATA」としての初ステージ。
もちろん息はぴったり。アンサンブルならでは、アレンジも幅広く
時に荘厳に、時にユーモラスにみなさまを楽しませてくれました。
素敵な歌声をありがとうございました!
ご来場いただいたみなさま、どうもありがとうございました。
次回は12/25(金)です。
絵本の読み聞かせと共に送る、クリスマスコンサートです。
お楽しみに!
プログラム作成中!
更新日:2009年10月22日(木) 【コンサート】
朝晩ぐっと冷え込んで来ましたね。
夏のイベントラッシュ、展示替えが過ぎ、美術館の仕事はあんまりなくなったかと思いきや、
先日ご紹介したリーフレット作りのほか、ミュージアムカレンダー作り、年明けからの展覧会の準備など、、、
色々と地道なお仕事をしています。
そして今週末、25日(日)恒例の「チェンバロミュージアムコンサート」を開催します!
「ヴォーカル・アンサンブルの調べ〜イギリス・マドリガルと日本の秋の歌〜」
ソプラノ〜バリトンまで、なんと4名のシンガーを迎え、チェンバロの音色とともに歌をたっぷりとお届けします。
(出演者の詳しいプロフィールなどは、コンサートのページをご覧ください。)
プログラムの中身ができてきました!
マドリガルというのは、イタリア発祥の歌曲の形式のひとつで、豊かな感情表現が特徴です。
おなじみの日本の童謡・唱歌もたくさんです。楽しみですね。
表紙でご紹介するのは藤田嗣治の作品です。
「芸術の秋」展覧会と共にコンサートはいかがでしょうか?
チケットにもまだ余裕がありますので、興味のある方はぜひ!
みなさまのご来場をお待ちしています。
ミュージアムコンサート「トランペットの輝き」
更新日:2009年8月30日(日) 【コンサート】
本日ミュージアムコンサート「トランペットの輝き」無事終了しました。
トランペットは三島明子さん、チェンバロは小田郁枝さんの演奏です。
今日もたくさんの方に来場していただきました。
現代の楽器というイメージが強い「トランペット」と、バロック代表の「チェンバロ」
珍しい組み合わせのように感じますが、トランペットは実は深い歴史のある楽器で、
力強くも情感たっぷりな音色が、チェンバロのきらびやかな音がよく合い、絶妙な心地よさです。
今回、演奏に使われたのはトランペットを中心に3種類。
上から「ピッコロトランペット」「フリューゲルホルン」「トランペット」です。
音の高さや音質で使い分けます。
クールビューティーで格好いい雰囲気の三島さんですが、レクチャーではとてもやさしいお人柄で
わかりやすくお話して下さいました。
↓三島さんが手に持っている小さな小さなマウスピースの部分で音が決まるそうです。
ここが、いわば楽器の本体ということなんですね。
トランペットは奏者の唇を振動させて演奏するため、まるで声を出して歌うような感覚だそうです。
のびやかな「アヴェ・マリア」。また身近な「浜辺の歌」「夏の思い出」なども演奏され、
大いに盛り上がったコンサートとなりました。
みなさま、どうもありがとうございました!
次回は10月25、チェンバロとヴォーカル・アンサンブルでお送りします。
お楽しみに!
音楽鑑賞の場として、所蔵のチェンバロを中心としたバロックコンサートを定期的に開催するほか、ジャズやクラシックなど様々なジャンルの演奏家によるディナー付きコンサートも企画・開催しています。併設するフレンチレストラン「ロセアン」では、ランチ・ティータイムはもちろん、美術館閉館後もゆったりとした空間でライトアップされた庭園を眺めながらの本格的なディナーが楽しめます。