今年も 『親子で楽しむおはなしとバレエ』 を開催しました
更新日:2018年8月10日(金) 【コンサート】
こんにちは。
7月にはもうひとつのミュージアムコンサートを行いました。
昨年も好評をいただいた夏休み企画「親子で楽しむおはなしとバレエ」の第二弾です。
小さなお子様も大歓迎で、音楽についてのお話を交えながら、バレエの踊りとともにお届けするコンサートです。
川本真利江さんによるフルートと、小田郁枝さんのチェンバロ、そしてバレエは大古美織さんをお招きしました。
今回とりあげたのはロマン派の音楽です。
ロマン派の特徴は自由な形式や、作曲家たちの感情表現。
シューベルト、メンデルスゾーン、シューマンなど、才能あふれる作曲家たちそれぞれの華やかなエピソードを紹介しながら曲を奏でました。
本来はバロック時代の楽器であるチェンバロの音色と、やわらかなフルートの音色で奏でるロマン派の音楽はどこか懐かしく、可愛らしさも感じさせます。
そしてバレエはアダンのジゼルと、ブラームスのハンガリー舞曲より。
大古さんの優雅な踊りに、子どもたちも興味津々!
ポロネーズのステップを、みんなで一緒に踊ってみました。会場はあたたかな笑顔でいっぱいです。
『PAINTERS ペインターズ』の色とりどりの展覧会場にぴったりの、のびやかな雰囲気で楽しんでいただけたのではないでしょうか。
コンサートにご参加くださったみなさま、そして一緒に踊ってくれたみなさま、どうもありがとうございました!
次回は、10/28(日)
2台のチェンバロとリコーダーによるアンサンブルです。
いつもよりたっぷりの約90分のプログラムをご用意しています。
今は想像できませんが、この頃にはきっと涼しくなっていることと思います。どうぞお楽しみに。
『光と音の音楽会 ランテルナムジカ LIVE at なかた美術館』
更新日:2018年8月1日(水) 【コンサート】
こんにちは。
少し気持ちが落ち着いてきた先日『光と音の音楽会 ランテルナムジカ LIVE at なかた美術館』を開催しました。
「ランテルナムジカ」は音楽家トウヤマタケオさんと、画家nakabanさんの二人組。
ピアノと歌、そしてライトボックスを使って投影する幻燈で、いっしょに音楽を奏でるユニットです。
昼間だけど夜のように真っ暗にして、いつものミュージアムコンサートとはちょっと違う、これまでにないセッティングです。
nakabanさんのブースは、いろんな素材や道具が散りばめられた、即興のアトリエです。
ここで描かれ、くるくると変化する線や色が、ライトボックスを通して投影されます。
そしてトウヤマさんの歌と、ピアノやギターが、やさしく、懐かしく、ゆったりと響きます。
あたたかい音と声の安心感に包まれて、遠い場所まで一緒に旅をしているようでした。
大人も子どもも夢中になって、あっという間の素敵な時間。
この場所、この時でしか体験できない、かけがえない音楽会でした。
お集まりいただいた皆様、ランテルナムジカのお二人、本当にどうもありがとうございました。
このたびの豪雨災害について
更新日:2018年7月22日(日) 【日常など】
このたびの豪雨災害で亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、
被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
未だに避難生活を余儀なくされている方、様々な不安や困難を抱えている方もいらっしゃるかと思います。
さらに続く猛暑や台風など、心配は尽きませんが、美術館が少しでも心を落ち着ける場所になればと願っています。
幸いにも当美術館は施設、スタッフともに無事で、現在は通常通り開館しています。
一時、断水によって臨時休館したため、ご来館を予定されていた方には大変申し訳ございませんでした。
ご心配やお見舞いの声もたくさんいただきました。皆様に改めて感謝申し上げます。
音楽鑑賞の場として、所蔵のチェンバロを中心としたバロックコンサートを定期的に開催するほか、ジャズやクラシックなど様々なジャンルの演奏家によるディナー付きコンサートも企画・開催しています。併設するフレンチレストラン「ロセアン」では、ランチ・ティータイムはもちろん、美術館閉館後もゆったりとした空間でライトアップされた庭園を眺めながらの本格的なディナーが楽しめます。