広島県尾道市(しまなみ)の美術館/ポール・アイズピリ、ピカソ、ルオー、小林和作、梅原龍三郎、中川一政、林武などを所蔵。チェンバロによるコンサートやフレンチレストランでの食事も楽しめます。

 
なかた美術館
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ワークショップ「透明な絵を描こう」を開催しました

更新日:2024年4月28日(日) 【nakata Labs  なかたラボ】

 

現在開催中の展覧会では、フランスの画家ポール・アイズピリの作品をご覧いただけます。

アイズピリの作品は、鮮やかな色彩と軽やかな筆致が特徴です。

3月に開催したワークショップ「透明な絵を描こう」では、そんなアイズピリの作品に注目しました。

 

 

 

 

まずはじめは作品鑑賞。

透明なスケッチブックとマーカーを使って一部分を模写をしました。

 

 

 

 

まるでマーカーペンで描いたようなアイズピリの油絵に似せて、のびやかに模写ができました。

そして今回の「キャンバス」は、額縁を細工して作った透明な板。

そこにマーカーペン、カラーセロハン、シールやテープを使って絵を描きました。

 

 

 

 

白い紙やキャンバスに絵を描く場合は、さて何を描こうかと悩んでしまうものですが

不思議と透明なものに描くのはそれほど躊躇せず絵が描けるのです。

シールをペタペタ、ペンでグルグル・・・

 

 

 

 

カラーセロハンを使うと透明な色の重なりによって、意図しなかった色が生まれます。

それらも表現のヒントになりそうですね!

 

 

 

 

そして、出来上がった作品がこちらです!

左の青色が海、右側の黄色が陸地のイメージだそうで

波打ち際のフォルムが自然に切り取られています。

 

木や海藻、よくみると海の生き物も描かれていますね。

 

 

 

 

眩しい太陽も透明感のある素材で更にキラキラして見えます。

 

 

 

 

マーカーのグルグルしたタッチやカラフルな模様が楽しい作品です。

丸いシールも生かされていますね

 

 

 

 

水辺の生き物たち。

アイズピリの絵にたびたび登場する鳥を見て描きました。

 

 

 

 

アイズピリもびっくりの、素敵な作品が仕上がりました! 

参加者の皆さん、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

「Collections -時間と空間の交差-」がはじまりました。

更新日:2024年3月10日(日) 【展覧会】

3月2日[土]より「Collections -時間と空間の交差-」を開催しています。

今回から、コレクションの全体像をより分かりやすくご紹介できるよう、展示室ごとにカテゴリを設けた回遊式の展示としています。



第1〜3の展示室では、当館コレクションを代表するフランスの具象画家ポール・アイズピリのコレクション、

そして第4展示室を2つのゾーンに分けて、日本近代洋画の作品と、“エコール・ド・パリ”を中心とするフランス近代絵画のコレクションを展示しています。

必ずしも、具体的なテーマや順路に沿って見なくても良いように展示していますので、よりシンプルに、それぞれの作品をご覧いただけるかと思います。

 



 

そして、尾道ゆかりの画家・小林和作の没後50年を迎えるにあたり「小林和作記念室」を常設いたしました。

尾道の街で今も敬愛される“和作さん”らしく、個人蔵で大事にされてきた作品もお借りしています。

そのほか旧居で手元にあった品や写真なども展示しています。

通年でご覧いただけますので、遠方からお越しの方にも、また改めて地域の皆様にも、小林和作の創作活動に触れていただければ幸いです。


 

なかた美術館の教育普及プログラム「nakata Labs(なかたラボ)」も、新しいプログラムを企画しています。

いつも、手を動かして描いたり作ったりする活動がメインでしたが、

今回はそれに加えて、いろいろな方法で楽しく「みる」ワークショップもご用意しています。


絵を見るのが好きな方、つくるのが好きな方、そんなに詳しくないんだけど…という方まで、

どなたさまも、きっと絵を見るのがさらに楽しくなるはず。



もちろん、いつものように、たのしく作るワークショップもあります。ぜひお気軽にご参加ください。

展覧会のページやSNS(旧twitter)(instagramでも詳細をご案内していきます。

 

 

日増しに春が感じられるようになりました。

初めての方も、いつも来てくださっている方も、ぜひ足を運んでいただき、作品に親しんでいただければ嬉しいです。

 

 

 

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「Collections -時間と空間の交差-」

会期 = 3/2(土)〜 9/1(日)

開館時間 = 9:00〜17:30(入館は17:00まで)

休館日 = 月曜日(祝日の場合は翌日)

観覧料 = 一般800円、団体・障害者割引500円、中・高・大学生300円(市内の学校に通う学生、小学生以下無料)

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ワークショップ「あたたかなオーナメント」を開催しました

更新日:2024年1月18日(木) 【nakata Labs  なかたラボ】

 

暖かい年明けの尾道でしたが、

少しずつ冬らしい冷たさを感じるようになってきました。

昨年の12月に開催した、冬にぴったりのオーナメント作りの様子をお伝えします。

 

材料は毛糸やフェルトなど暖かみのあるものを用意しました

 

 

  

 

三角や四角に切った板を土台にして、毛糸をぐるぐると巻きつけていきます。

三角を2枚繋げると、星の形になりました。

 

 

ぐるぐるぐる・・・

  

 

巻き終わるとこんな感じです。

丁寧に巻きつけることができました!

 

 

フェルトは、切るのも貼るのも簡単で扱いやすい素材です。

アイデア次第でいろんな模様を作ることができますね。

 

 

スパンコールやビーズも用意しました。

キラキラ光るものは目移りしてしまいます!

 

 

華やかなオーナメントになりそうです。

 

 

出来上がったオーナメントをいくつかご紹介します!

 

こちらはクリスマスツリーとプレゼントボックスのデザイン。

毛糸の色を緑や赤にするだけで、三角や四角い形がクリスマスらしいモチーフになるから不思議ですね。

 

 

こちらの方もクリスマスツリーを作りました。

三角の板をを3枚つなげ、一枚だけ木の風合いを残しているところにセンスを感じます。

巻き方も均一で美しく仕上がっていますね。

 

 

こちらは色の合わせ方に統一感があって、一年中楽しめそうなオーナメントになりました。

 

 

おもうままに素材を組み合わせた楽しいオーナメント。

細部にこだわりを感じます。

 

 

 

 

 

 

参加者のみなさん、ありがとうございました!

 

 

 

 

↓番外編

余った材料で「イモムシ」。

毛糸の切れ端を大切に使ってくれました!

 

 

 

 

 

 
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広島県尾道市(しまなみ)の美術館 コレクションは、フランス現代具象画家ポール・アイズピリ、ピエール・クリスタン、エコール・ド・パリを中心としたフランス近代絵画、梅原龍三郎、中川一政、林武ら日本近代絵画、尾道を代表する小林和作、絵のまち尾道四季展招待作家作品など、国内外の洋画を中心とした約200点。
音楽鑑賞の場として、所蔵のチェンバロを中心としたバロックコンサートを定期的に開催するほか、ジャズやクラシックなど様々なジャンルの演奏家によるディナー付きコンサートも企画・開催しています。併設するフレンチレストラン「ロセアン」では、ランチ・ティータイムはもちろん、美術館閉館後もゆったりとした空間でライトアップされた庭園を眺めながらの本格的なディナーが楽しめます。

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