年末年始休館のお知らせ
更新日:2017年12月27日(水) 【お知らせ】
開館20周年を迎えた2017年も残りわずか。
今年も多くの方にご来館いただき、色々とお世話になりました。誠にありがとうございました。
なかた美術館は以下の日程で年末年始休館いたします。
12月28日(木)〜2018年1月4日(木)
併設のレストラン ロセアンも同様にお休みいたしますので、何卒ご了承ください。
2018年は1/5(木)から開館いたします。
開館20周年記念?『ポール・アイズピリ展 アトリエからの夢』は2/18(日)まで開催しています。
2018年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
ミュージアムコンサート「2台のチェンバロでメリークリスマス」
更新日:2017年12月26日(火) 【コンサート】
先週末のクリスマスイブの日に、ミュージアムコンサート「2台のチェンバロでメリークリスマス」を開催しました。
浦川律子さんと小田郁枝さんお二人で、小型チェンバロのイタリアンヴァージナルと、当館所蔵のフレミッシュタイプ、2台のチェンバロによるアンサンブルをお届けしました。
長い弦の端を弾くフレミッシュタイプは、しっとりした響きの音色になり、フランスの楽曲の雰囲気がよく合います。
イタリアンヴァージナルは鍵盤に対して弦を垂直に張って、その中心を弾くため、音がクリアで明るい曲にぴったり。
それぞれの音色でバッハやクープラン、ベームらの楽曲をお送りしました。
どこか懐かしさを感じるバロックの旋律に、心がほっと温まります。
音楽にあわせて、クリスマスの物語の読み語りも行われました。
最後は『牧人ひつじを』『いざうたえ』『あら野のはてに』など、クリスマスキャロルのメドレーで締めくくり。
2台のチェンバロによるキラキラ輝くような音で、クリスマスらしい特別な時間になりました。
2007年秋に、当館がチェンバロを所蔵してから今年で10年でした。
これまでミュージアムコンサートにご来場いただいた皆様、お世話になった皆様、
ご出演いただいた方々に、改めて御礼申し上げます。
来年も、定期的にミュージアムコンサートを開催していく予定ですので、どうぞよろしくお願いいたします。
ワークショップ「あたたかなオーナメント」を開催しました。
更新日:2017年12月20日(水) 【nakata Labs なかたラボ】
今年は例年よりも早く冬がやってきたように思います。
そんな厳しい寒さの日曜日、見てさわって、気持ちも暖かくなれるようなオーナメントをつくりました。
ワークショップ「あたたかなオーナメント」です。
これまで何度か開催している羊毛フェルトを使ったワークショップです。
今回は形を球体に限定して作りました。
まずはデザイン画を描いてイメージを膨らませます。
ツリーの形やハート、しましま模様。
アイデアがたくさん浮かんでいるようです。
そして、ふわふわした羊毛を丸い発泡スチロールに巻き付けて、専用の針を使ってチクチク刺します。
そうすると、羊毛同士がだんだん絡まってフェルト状になります。
土台が出来たら、いろんな色の羊毛を使って、模様を施します 。
水玉や…
顔!!
羊毛だけでなく、ビーズやリボン、毛糸も用意しました。
これらを使って飾りつけもしました。
ビーズは糸で縫い付けて、リボンや毛糸は羊毛フェルトの針でチクチクしていくと自然にくっついていきます。
こんな風に刺繍糸でステッチを入れてもかわいらしいです。
小さな手でがんばっていました。
チクチク、チクチク…
みなさん黙々と製作されていました。
では、出来上がった作品をいくつかご紹介します。
まず、こちらの作品は、細かな細工がたくさん施してあります。
左側はピンクとベージュ、右側は青とカラシ色を、
2色の羊毛を混ぜてマーブル模様のフェルトをつくっています。
裏側には星とイニシャルが。
キラキラした素材が入ると華やかになりますね。
こちらはリースの形が施されています。
フェルトと毛糸の使い方を工夫されています。
色違いを3つ作ってくださいました。
フェルト、ビーズ、リボンの絶妙な色合わせにセンスが光っていますね。
力作ぞろいでした。
クリスマスツリーに飾り付けても良し、
壁や窓際につるしたり、ドアノブにひっかけてもかわいいですね。
お部屋にあたたかな彩りを添えてもらえたらうれしいです。
参加者のみなさん、ありがとうございました!
音楽鑑賞の場として、所蔵のチェンバロを中心としたバロックコンサートを定期的に開催するほか、ジャズやクラシックなど様々なジャンルの演奏家によるディナー付きコンサートも企画・開催しています。併設するフレンチレストラン「ロセアン」では、ランチ・ティータイムはもちろん、美術館閉館後もゆったりとした空間でライトアップされた庭園を眺めながらの本格的なディナーが楽しめます。