広島県尾道市(しまなみ)の美術館/ポール・アイズピリ、ピカソ、ルオー、小林和作、梅原龍三郎、中川一政、林武などを所蔵。チェンバロによるコンサートやフレンチレストランでの食事も楽しめます。

 
なかた美術館
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「コレクションにみる“植物” × BOOKS」はじまりました

更新日:2015年3月6日(金) 【展覧会】

美術館の庭園では、枝垂れ梅、ヘレボルス(雪起こし)など、次々に開花してきました。

さらにこれから、杏、海棠、ツツジ、そして様々な緑が芽吹いていきます。



そんな季節にぴったりの企画展「コレクションにみる“植物” × BOOKS」がはじまりました。

 


「×BOOKS」シリーズの第3弾として、

様々な画家が描いた植物の絵画とともに、

書籍や図鑑などから、植物を表したさまざまな「言葉」を展示しています。

 


作品の中にはバラに始まり、牡丹、椿、菜の花などの花はもちろん、

松や桜などの樹木、あるいは苺、メロンといった果実まで、

様々な植物が登場しています。


 

 

植物がもつ線や形、色。

それらをよく見て、観察して描くことで、画家たちはその造形を自分の中にとりこんできました。


装飾的な役割はもちろん、

何かを象徴するものとして、

季節や風土をあらわすものとして、

さまざまな心情を託すものとして、植物はあらゆる役割を果たしています。



そして今回は、それらの植物が登場する小説や随筆、詩や短歌なども集めています。

それぞれの言葉とともに作品を見ていただいて、新しい発見があれば嬉しいです。

会期中は展覧会をさらに楽しめるような「nakata Labs(なかたラボ)」のイベントもたくさん計画しています。

 

 

『絵のまち尾道四季展 招待作家 作品展』も同時開催中です。


奥谷博、鴨居玲、島田章三、宮永岳彦ら、第一回、第二回の「絵のまち尾道四季展」に

招かれた画家たちが描いた個性豊かな“尾道”をご覧頂けます。


あわせてぜひお楽しみください。



 



 

ワークショップ「装う色、柄、かたち」を開催しました。

更新日:2015年2月22日(日) 【nakata Labs  なかたラボ】

まだまだ寒いですが、いよいよ庭園の梅も咲き始め、春がすぐそこになってきましたね。


 

さて前回のブログでお知らせしましたとおり、

『Paul Aizpiri ポール・アイズピリ展』の関連ワークショップとして、


TOMORROWLAND福山店より、前原智美さんをお招きした

nakata Labs「装う色、柄、かたち」を開催しました。


 

まず、みなさんと一緒にアイズピリの作品を見てみたのですが…

 

 

描かれた人物たちは、皆とても鮮やかな色や、面白い柄の服を着ているんですよね。



 



柄 on 柄もお手のものです。



なんと偶然、この日の前原さんと同じ!?ボーダー×ドットの人も!

 

 

 

アイズピリが描く色鮮やかな世界、自由な印象は、

これらの人物たちの服装からもきていることに気づきます。


 

というわけで、この度は参加者のみなさんにも、さまざまな色、柄、形に挑戦してもらいます!


 


いつもよりちょっとだけ短くてきらきらしたスカート

真っ白なワイドパンツ

鮮やかで大きな花柄・・・


 

普段はあまり着ないタイプの服でも、じつはその人に似合うものってあるんですね。

前原さんが丁寧に話を聞きながら、一人ひとりにコーディネートを提案してくれます。

 

 

 

それぞれの色や柄の効果的な使い方

柄と柄を合わせる時のコツ

素材感による印象の違い

ちょっとしたシルエットや丈について等々…

実際のアイテムを使いながら教えていただきます。

 

 

 

 

 

コーディネートが素敵なのはもちろん、

そこに至るまでの引き出しの多さ、細かな気配り、

それらが出てくる時の疾走感と言いたくなるようなスピードの早さ!

惚れ惚れです!

 

 

  

私も、水玉・ボーダー・絵画調の3つの柄の組み合わせを着せていただきましたよ。

柄 on 柄 on 柄…!?

一見びっくりの組み合わせですが、なんとも素敵な仕上がりに…!

どうでしょうか?


 

 

新しい色やかたちを身にまとうことで、晴れやかになった皆さんの表情が印象深いです。

本当に、色やかたち一つで気持ちってすごく変わるんだなあと、

改めてファッションの可能性やパワーを感じました。

 


胸が踊るようなワクワク感に包まれた、あっという間の2時間となりました。

どうもありがとうございました!!!


 






 

ワークショップ 「装う色、柄、かたち」

更新日:2015年2月7日(土) 【nakata Labs  なかたラボ】

お待たせしました!

多くの反響をいただいている「服、見る、着る」のシリーズ第3弾の詳細が決まりましたのでお知らせします。


■ワークショップ 装う色、柄、かたち 

2月21日(土) 14:00〜16:00 

講師:前原 智美 (TOMORROWLAND 福山店)
定員:7名(要予約)
参加費:2,000円
持ち物:お好きな洋服1点以上
対象:女性のみ(大学生以上)

 

今回はお手持ちのアイテムを使って、ファッションのプロが新しい季節にぴったりの装いを提案します。

お好きなお洋服を持ってきて下さい。



 

冬物、春物、トップス、スカート、パンツ、ジャケット・・・何でも結構です。

好きなんだけど着こなしに困っていて・・・、というアイテムなども大歓迎です。



私たちが毎日身につけている「色」と「かたち」であるファッション。



 

その色やかたちがもたらしてくれる楽しさや喜びを、思い切り堪能できるワークショップです。

ぜひぜひご参加ください◎


 

 


 

 
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広島県尾道市(しまなみ)の美術館 コレクションは、フランス現代具象画家ポール・アイズピリ、ピエール・クリスタン、エコール・ド・パリを中心としたフランス近代絵画、梅原龍三郎、中川一政、林武ら日本近代絵画、尾道を代表する小林和作、絵のまち尾道四季展招待作家作品など、国内外の洋画を中心とした約200点。
音楽鑑賞の場として、所蔵のチェンバロを中心としたバロックコンサートを定期的に開催するほか、ジャズやクラシックなど様々なジャンルの演奏家によるディナー付きコンサートも企画・開催しています。併設するフレンチレストラン「ロセアン」では、ランチ・ティータイムはもちろん、美術館閉館後もゆったりとした空間でライトアップされた庭園を眺めながらの本格的なディナーが楽しめます。

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