新しいプログラムがはじまります。
更新日:2014年4月30日(水) 【nakata Labs なかたラボ】
木曜日の絵画教室
絵画を見ること、描くことについて学びます。
5月1日(木)~
以降、隔週木曜日 16:30〜17:45(1時間15分)
定員:10名
対象:小学生
講師:岡嶋晶子(なかた美術館エデュケーター)
参加費:1回1,000円(材料費込み)
初回は無料でご参加いただけます。
5月15日、5月29日、6月12日、6月26日、7月10日
ミュージアムコンサート「春の海」を開催しました。
更新日:2014年4月27日(日) 【コンサート】
本日、ミュージアムコンサート「春の海」を開催しました。
大河内淳矢さんの尺八と、小田郁枝さんのチェンバロによる演奏です。
和洋それぞれの古い歴史のある楽器ですが、琴によく似た音色のチェンバロの音色と、尺八はぴったり!
「さくら」、「荒城の月」、「ゆうやけ」など日本のわらべうたを中心に、
なつかしいメロディーを現代的な編曲でお届けしました。
タイトルにもなった「春の海」はお正月の風物詩ですが、
実は作曲者の宮城道雄が、幼い頃を過ごした鞆の浦の海を思って作った曲だそうです!
全然知りませんでした・・・!
尺八にはリードがなく、吹き込む息の量で音を調整しています。
楽器を傾けることでもビブラートがかけられるので、
縦に横に、尺八を揺らしながら、同時に吹き込む息も調整することで、より複雑な表現ができるのだそうです。
日本の伝統楽器である尺八ですが、良く知っているつもりでも意外と知らないことだらけ!
そして本物の音色を聞く機会も、意外とないですよね。
実際には、想像よりもずっと表現豊か。
ジャズとの共演でも知られる山本邦山氏作曲の「雁」が独奏されたのですが、とても格好いい曲でした!
凜とした高らかな響きも心地よかったです。
春の陽射しにぴったりな、楽しく華やかな時間で、
ご来場いただいた皆さまも、尺八のイメージががらっと変わったのではないでしょうか。
どうもありがとうございました!
次回のチェンバロミュージアムコンサートは
ヴァイオリンとチェンバロで、ロマン派や現代の音楽をお届けします。
どうぞお楽しみに!
「コレクションにみる“PORTRAIT” × BOOKS」スタートしました。
更新日:2014年4月27日(日) 【展覧会】
いい季節になりました。
庭園の緑がきらきらと輝いています。
緑と見事なコントラストを見せてくれるのは、カエデの新芽やシャクナゲ、ツツジの赤です。
さて、美術館では今週末から、企画展「コレクションにみる“PORTRAIT” × BOOKS」がスタートしました。
なかた美術館のコレクションの絵画と、一緒に本を展示しています。
絵画は “PORTRAIT”= 肖像画や、自画像など人物がモチーフのものを中心に。
そして、出品画家のカタログ・レゾネや、図録、画集、評伝や自伝などの本を集めました。
私たちは、印刷された図版を通して多くの絵画を目にしています。
美術のこと、画家のことも、その多くは本を通して伝わっています。
そして、歴史を刻んだ本それ自体の佇まいも美しいものです。
ほとんどの本はお手にとって自由にご覧頂けます。
どうぞ、ゆっくりと時間をお過ごしください。
「コレクションにみる“PORTRAIT” × BOOKS」
4月26日(土)〜7月13日(日)
http://nakata-museum.jp/exhibition/
音楽鑑賞の場として、所蔵のチェンバロを中心としたバロックコンサートを定期的に開催するほか、ジャズやクラシックなど様々なジャンルの演奏家によるディナー付きコンサートも企画・開催しています。併設するフレンチレストラン「ロセアン」では、ランチ・ティータイムはもちろん、美術館閉館後もゆったりとした空間でライトアップされた庭園を眺めながらの本格的なディナーが楽しめます。