コレクションプラス「花のある家」がはじまりました。
更新日:2014年1月28日(火) 【展覧会】
先週末から始まったコレクションプラス「花のある家」の様子をご紹介します。
今回は広島で創業した家具メーカー「マルニ木工」さんの家具をお借りしました。
暮らしに欠かせない様々な家具の中でも、一番多く人の体に触れる椅子を中心にご紹介しています。
こうしたプロダクトデザインを取り上げるのは当館で初の試みでもあります!
絵画はコレクションから花の絵画を中心に集めています。
展示している椅子は、実際に座っていただけます。
椅子を見ているだけでも楽しいですが、実際に座っていただくと、その心地よさや機能性も実感することができます。
また座ることで、家にいるように、一枚一枚の作品をゆっくりと眺めていただけるのではないかと思います。
4月20日(日)まで開催しています。
思わず長居してしまっても大丈夫なように、
ぜひ時間に余裕をもって来ていただければ嬉しいです。
nakata Labsも色々と企画しています。
「ガーデントーク 花の絵と木の家具」●2月2日(日)10:00〜
定員:20名 講師:浜田 展也
参加費:1,000円(ハーブティー付き)
おなじみ、植物のエキスパート浜田先生をお招きします。
今回は作品に描かれた花と、家具に使われている木について、植物の専門的な見地から解説をしていただきます。
またこれも、かなり話が尽きないのでは・・・と思います!楽しみですね。
その他のnakata Labsもおすすめです。
詳しくは展覧会のページでご覧下さい。
1月31日(金)のミュージアムコンサート「awakening」も、この空間を会場にして行います。
作品と良い音楽と、ぜひ一緒に体験してみてください!
アンサンブル 青と光のクリスマス
更新日:2013年12月22日(日) 【コンサート】
今年もクリスマスが間近となり、寒い日々が続いています。
そんな今日、チェンバロミュージアムコンサート「アンサンブル 青と光のクリスマス」を開催しました。
「佐野ぬい −青時間−」の展覧会場での演奏です。
出演は4名。
リコーダー・坂本洋子さん、ヴィオラ・ダ・ガンバ・坂本利文さん。
ソプラノ・水野知恵子さん、チェンバロ・小田郁枝さんです。
マレ、ヘンデル、テレマンなどバロックの楽曲を、ソロ〜四重奏まで。
ヴィオラ・ダ・ガンバの奥行きある音色に、華やかなソプラノリコーダー、バスリコーダー、朗らかなヴォイスフルート。
きらきらしたチェンバロの音と、それぞれの個性が反応しあって、様々な曲を奏でていきます。
なんとも表情豊かなアンサンブルで、優雅さ・重厚さが際立つバロック音楽が、
今日はどこかあたたかみがあるように感じました。
そして、清らかで力強いソプラノで歌い上げられた、オペラやクリスマスキャロル。
クリスマスにぴったりの高らかな声です。
聴きながら、グリーンスリーヴスや、キラキラ星のメロディーなど、
ヨーロッパで古くに生まれた歌が、詞や曲調を変えながら
クリスマスの歌として歌い継がれていて、今でも誰もが知っているなんて、
ちょっと感動的だなあと思いました。
師走の慌ただしさを忘れるひとときでした!
次回のチェンバロミュージアムコンサートは、2014年4月27日(日)
その頃は、だいぶ暖かくなっているでしょうね。詳細は、またお知らせいたします。
そして、2014年始めは、夜のミュージアムコンサートを二つ企画しています。
まずは、1月31日(金) 「awakening」
昨年、Night Program でご出演いただいたトウヤマタケオさんと徳澤青弦さんが、
ピアノとチェロのデュオ「throwing a spoon」を結成しました。
Night Programの様子です。いい音でしたね〜。
今回は、その初アルバム「awakening」リリースツアーをお招きします。
お二人のこの写真を見ていると思わず頬がゆるみますが、それぞれ奏でられる音は絶品!です。
初の本格的なデュオで、どんな音楽を届けてくれるのでしょうか!
どうぞお楽しみにー!
そして、2月16日(日)は「渡辺貞夫カルテット'14」!
昨年お招きして、即完売してしまった渡辺貞夫さんのジャズコンサートを再び。
言わずもがなですが、ライブはもう、圧巻です。今年は、客席を拡充して開催します!
渡辺貞夫さん、小野塚 晃さん、コモブチ キイチロウさん、石川 雅春さん、カルテットでのご出演。
こちらも完売必死なので、ぜひぜひお早めにご予約ください!
どちらも夜のコンサートなので、レストラン ロセアンでのウェイティングバーもご用意してます。
さむーい冬に、極上の音に包まれる熱いライブをぜひ!
詳細はコンサートのページでご確認くださいね。
nakata Labs「青い服」
更新日:2013年12月14日(土) 【nakata Labs なかたラボ】
nakata Labs 「青い服」を開催しました!
昨年、好評をいただいた 「服、見る、着る」 第2弾です。
ファッションアイテムを持ち寄っていただき、それをプロのコーディネートで
シェアしながら身につけていただく、という企画です。
今回は、佐野ぬいさんの作品のテーマカラーである「青」のアイテムでやってみました!
青と言っても、紺やデニム、ターコイズや淡いブルー、柄物までOKです。
前回に引き続きスタイリストとしてお招きしたのは、TOMORROWLAND福山店の前原さん!
持ち寄っていただいたものから、ぶっつけ本番で組み合わせ。
みるみるうちに、スタイリングが出来上がっていきます。
この鮮やかさはまさに神業!!!ほれぼれします。
チェック?ストライプ?
ボトムスが茶なら差し色は?
青、赤、ときたら靴は・・・?
限られたアイテムの中で、くるくるとコーディネートが変化していきます。
トップスをインにするか、袖はどうするか・・・
こまかなところまで、ちょっとした気配りで、ぐっと素敵になります。
前原さんによると「青」は、実は洋服の中の「基本の色」と言えるのだそうです。
黒よりも、もっと似合う人が多くて、何色にも組み合わせられる。
同系色で「紺、青、水色」と組み合わせても素敵だし、
対称的な「赤」や、反対色である「黄」との相性も良し。
言われてみると、確かに!と納得です。
佐野さんの作品の中でも、青と、それ以外の赤・黄・ピンクなどの色が響き合っていますね。
私も、色鮮やかな作品から、そのまま溶け出したようなコーディネートをしていただきました!
新しい装いのまま、作品を見ていきます。
鮮やかな色彩と、クリアなフォルムを平面的に構成した佐野さんの作品。
身につけるお洋服を選ぶように、肩の力を抜いて楽しんでいただけたでしょうか。
洋服には、着る人を明るく、楽しくさせてくれるパワーがあると実感した、とても楽しい時間でした◎
皆様どうもありがとうございました!
音楽鑑賞の場として、所蔵のチェンバロを中心としたバロックコンサートを定期的に開催するほか、ジャズやクラシックなど様々なジャンルの演奏家によるディナー付きコンサートも企画・開催しています。併設するフレンチレストラン「ロセアン」では、ランチ・ティータイムはもちろん、美術館閉館後もゆったりとした空間でライトアップされた庭園を眺めながらの本格的なディナーが楽しめます。