広島県尾道市(しまなみ)の美術館/ポール・アイズピリ、ピカソ、ルオー、小林和作、梅原龍三郎、中川一政、林武などを所蔵。チェンバロによるコンサートやフレンチレストランでの食事も楽しめます。

 
なかた美術館
トップページ ≫ スタッフのブログ

English Gallery Talk

更新日:2012年8月3日(金) 【nakata Labs  なかたラボ】

今日は夏休みの登校日。

毎年、一番のご近所である日比﨑小学校のみなさんが来てくれています。


日比﨑小学校は、英語学習に力を入れている学校でもあり、

今年はアメリカからのALTの先生を招いて、英語でのギャラリートーを開催しました。


 

 

先生が、簡単な英語で質問し、子ども達も手を挙げて、なるべく英語で答えていきます。


絵の中に何が見える?

それは何色?

いくつ描かれている?


簡単な質問をきっかけに、描かれているものを読み解いていきます。

日本語でも英語でも、描かれたものを言葉にするのは、同じように難しくて楽しいです。



後半は、絵合わせのビンゴゲームをしました。

作品のパーツを印刷したシートを片手に、そのパーツが描かれた作品を探します。





様々なイメージが複雑に重なり合う古武家さんの作品。

でも、子ども達はじっくり観察して、ほとんどのパーツを見つけてくれました。



最後のまとめでは、

なぜ、たくさんの目を描いたのか?という質問や、

遠くからだと見えなくても、近づくと見えるものがたくさんある。

描いた人の頭の中にしかないものが描かれている・・・などなど。



とても良い感想を持ってくれて、嬉しかったです。

英語を聞き取ろうと、耳を傾けることで、目もしっかり開いてくれたのかもしれません。

また機会があれば、こうした英語でのトークに取り組んでいきたいです。

日比﨑小学校のみなさん、どうもありがとうございました!

 

 

キッズワークショップ「えほんから絵本へ」

更新日:2012年7月29日(日) 【nakata Labs  なかたラボ】

 

今日は、キッズワークショップ 「えほんから絵本へ」 を開催しました。

読まなくなったり、古くなった絵本を「パピエ・コレ(貼り絵)」でリメークしよう!というもの。



「パピエ・コレ」は、もともとピカソやブラックが始めた「貼り絵」の技法を指す言葉。

彼らは、新聞、切符、包装紙など様々な紙や、針金や砂などの立体的なものまで、

絵の具の替わりにキャンバスに貼って、異質な素材の組み合わせで作品をつくりました。

 

 

もともと完成されたものである「絵本」に、何かを貼るなんて、

ちょっと勇気がいりますが、思い切って始めてみると、とてもわくわくします。

 

 

物語に合わせて画面を飾ったり・・・


 

文字を全部おおい隠してみたり・・・

 


ちぎった紙やシールを、絵を描くように組み合わせていきます。


 

みなさん、細かい部分まで、こだわって作ってくれて、

まったく違うストーリーが生まれていきました。

 

 

どの絵本も、ぐっと素敵になって、とーっても楽しかったです!

みなさま、どうもありがとうございました!


 

陶器でボタンをつくる「目の色とかたち」を開催しました!

更新日:2012年7月28日(土) 【nakata Labs  なかたラボ】

今日、ボタン作りのワークショップ「目の色とかたち」を開催しました。



今回は初の、二週連続の陶芸ワークショップです。

今週はまず、ボタンの形を作るところ。来週、そのボタンに色をつけます。


陶芸のワークショップは、絵付けか、形をつくることか、どちらかの体験になりがちです。

間に、乾燥や素焼きなどの行程が入るからです。

(今回は、小さなボタンなので、素焼きを省き、乾燥させて絵付けをします。)



はじめに、古武家さんの作品の中から、気になる形をスケッチしていきました。



印象的な目。

猫やタコなど、正体不明の動物たち。

植物などなど・・・。



スケッチをもとに、粘土をこねて、切ったり、くっつけたり、形を作っていきます。


 


ひんやり、やわらかい粘土を触っていると、夢中になってしまいます。



参加者の皆さん、集中のあまり、もくもくと手を動かし続け、ほとんど静まりかえっていました。

 

完成した形は、それぞれに個性が出て、可愛くて、ちょっと不思議な形。


 

 

目です。


 

 

目ですねえ。



一週間乾燥させて、来週は釉薬や絵の具で色をつけます!

ああ待ち遠しい。



参加者のみなさん、どうもありがとうございました。

来週もよろしくお願いします!


そして今回、とっても分かりやすく優しく指導してくださっている「陶房CONEL」さんは、

尾道の斜面地にある、ちいさな緑のお庭と窯を持つ、陶芸のショップ兼工房です。

とても素敵な店内に、これまた素敵なボタンや器などがならんでいて、

こうしたワークショップもたくさん開催されていますので、みなさんぜひ訪ねてみてください。




 
前の記事へ≪  89  90  91  92  93  ≫次の記事へ
広島県尾道市(しまなみ)の美術館 コレクションは、フランス現代具象画家ポール・アイズピリ、ピエール・クリスタン、エコール・ド・パリを中心としたフランス近代絵画、梅原龍三郎、中川一政、林武ら日本近代絵画、尾道を代表する小林和作、絵のまち尾道四季展招待作家作品など、国内外の洋画を中心とした約200点。
音楽鑑賞の場として、所蔵のチェンバロを中心としたバロックコンサートを定期的に開催するほか、ジャズやクラシックなど様々なジャンルの演奏家によるディナー付きコンサートも企画・開催しています。併設するフレンチレストラン「ロセアン」では、ランチ・ティータイムはもちろん、美術館閉館後もゆったりとした空間でライトアップされた庭園を眺めながらの本格的なディナーが楽しめます。

ページ先頭へ戻る

 
サイトマップ  →著作権

〒722-0012 広島県尾道市潮見町6番11号
TEL. 0848-20-1218

「なかた美術館」は、(株)ナカタ・マックコーポレーションにより運営されています
ナカタ・マックコーポレーション
 
copyright
広島県尾道市(しまなみ)の美術館/ポール・アイズピリ、ピエール・クリスタン、ピカソ、ルオー、小林和作、梅原龍三郎、中川一政、林武などを所蔵。チェンバロによるコンサートやフレンチレストランでの食事も出来ます。