小川景司ディナーショー終了しました。
更新日:2010年10月12日(火) 【コンサート】
小川景司ディナーショー「シャンソンの夕べ」が、11日無事に終了しました。
小川景司さんは、生まれも育ちも尾道!のシャンソンシンガーです。
現在は東京を拠点に活躍されていますが、近年より地元での活動にも力を入れていらっしゃいます。
今回の会場は併設のレストラン「ロセアン」。
美味しいフレンチと、ムードたっぷりのシャンソンを味わっていただきました。
親しみやすい日本の歌や、シャンソンのスタンダード曲、そして小川さんのオリジナル曲まで。
ピアノの岡崎直美さんと共に、とっても素敵なステージを作っていただきました。
お越しいただいた皆様、どうもありがとうございました。
尾道市美術館ネットワーク 季刊誌vol.6発行です。
更新日:2010年10月1日(金) 【お知らせ】
「尾道市美術館ネットワーク」 年2回の発行の季刊誌のvol.6が発行されました!
今回は「子ども学芸員の旅」の写真や、
2011年3月までの市内の美術館それぞれの展覧会スケジュール、地図などが掲載されています。
市内の文化施設、観光案内所などで配布しています。
ぜひお手に取ってみて下さいね!
「子ども学芸員の旅2010 報告」 その7
更新日:2010年9月30日(木) 【子どもと美術館】
「子ども学芸員の旅2010」最後のご報告です。ラストの施設は「平山郁夫美術館」です。
まずは作品を鑑賞して、日本画の絵の具の話などを聞きました。
深いブルーの絵の具「群青色」のもとになる「ラピスラズリ」です。
キレイですねえ。
そして、「なりきり学芸員!美術館バックヤードツアー」!
作品を収める「収蔵庫」を見学しましたよ。
通常は立入禁止! 館内のどこにあるのか非公開!
そんな秘密の場所を「子ども学芸員」たちが、ばっちり探索しました。
保安上、写真の撮影もNGなので、みんなが書いてくれた感想イラストをご紹介します。
作品の劣化を防ぐため、22℃に保たれていること。
壁や床が、木でできていること(調湿、緩衝のため)。可動式の棚に絵が収まっている・・・などなど、
ちょっと難しかったかもしれませんが、「作品を守る」という美術館の意志に、なんとなくでも触れてもらえたでしょうか。
次は「展示」の演習です。学芸員っぽいですねえ。
壁にフックを付け、本物そっくりの複製画を展示しました。
展示にも色々とコツがあります。
絵の中心は、人の目線の高さ(床から135cm〜145cm位)にするのが基本。
また、間隔を均等にするために (「展示壁の長さ」 ー 「絵の幅の合計」) ÷ 間隔の数 を計算して、位置を決めます。
そしてフックの位置を決めるために、ひもの支点と絵の中心の差と、両端からの長さも測って・・・。
ああ、ややこしい数字がいっぱいです・・・
子ども達は「こんなに、いちいち計算してるの?」とびっくり。
でも、いいかげんに展示してしまったら、作品の良さが伝わらないことだってあるかも知れませんよね。
金槌で釘を打ち付け。がんばっています。
静かな美術館の展覧会。
その裏側には、よりよい状態で作品を見てもらうための仕事が、たくさん隠れています。
あくまでも作品が「主役」で、「隠れた仕事」だからこそ意味があるのですが、
こうして体験してもらうことで、子ども達が美術館に親しみを持ったり、興味が深まると良いですね。
そして、子ども達が待ちに待った、サンセットビーチでの水遊び!
さらに旅の「修了式」で、びしっと締めくくられました!
参加してくれた子ども達、あたたく見守ってくださった保護者の皆様。
そして力を貸して下さった多くの方々や、美術館のチームワークに、感謝と拍手を送りたいと思います。
季節はもう秋ですが、今頃「夏休み企画」の報告でした。
ゆっくり更新に、気長にお付き合いいただいて、ありがとうございました。
この「子ども学芸員の旅」企画は今年で3回目。
美術や地域の文化に触れるきっかけとして。 学校の枠を超えた、友達との思い出づくりの場として。
また施設にとっては、自館の魅力を掘り起こし、新たな試みをするチャンスとして、これからも続けていきたいと思っています。
これからも「尾道市美術館ネットワーク」への応援を、どうぞよろしくお願いいたします。
音楽鑑賞の場として、所蔵のチェンバロを中心としたバロックコンサートを定期的に開催するほか、ジャズやクラシックなど様々なジャンルの演奏家によるディナー付きコンサートも企画・開催しています。併設するフレンチレストラン「ロセアン」では、ランチ・ティータイムはもちろん、美術館閉館後もゆったりとした空間でライトアップされた庭園を眺めながらの本格的なディナーが楽しめます。