広島県尾道市(しまなみ)の美術館/ポール・アイズピリ、ピカソ、ルオー、小林和作、梅原龍三郎、中川一政、林武などを所蔵。チェンバロによるコンサートやフレンチレストランでの食事も楽しめます。

 
なかた美術館
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コンサート「Night Program」を開催しました。

更新日:2012年7月22日(日) 【コンサート】

昨夜、トウヤマタケオさんと、徳澤青弦さんによるコンサート「Night Program」を開催しました。

演奏だけでなく作曲や、バンドや楽団など様々な形で活躍しているお二人を招いた夢のようなコンサートです。

 

今回は、まずトウヤマさんのソロから。



トウヤマさんが奏でる音色は、シンプルだけどカラフル。

透き通ったピアノの音が、飛び跳ねたり、踊ったりしながら響きます。



続いて、徳澤さんのソロ。



チェロの旋律がつぎつぎに重なり、波のように寄せては返します。

聴いていると、まるで深い海に包みこまれるようでした。


 


最後は二人のデュオ。

お互いに持ち寄った楽譜をベースに、即興で音楽が生まれていきます。



賑わう夏の週末、雨が降る夜に、この空間だけが特別な音楽に満たされていました。

古武家さんの作品も、音を受け止めて震えているようです。

 

 

 


個人的にも、大好きなアーティストを招くことができて、大変嬉しく思っています。

お越し頂いた皆様、そして出演のお二方、本当に、どうもありがとうございました!

 




さて、次回のミュージアムコンサートも間近に。

チェンバロと、邦楽器である「笙」の共演に、舞いのパフォーマンスを加えた、なかなか珍しい組み合わせです。

8月5日(日)

「夏の音 〜笙、舞い、チェンバロ〜」

毎回、月の後半に行っているチェンバロコンサートですが、今回は初旬の開催です。お気をつけください。

詳しくは、コンサートのページ

 


 

「古武家 賢太郎 展 Letters」カタログできました!

更新日:2012年7月13日(金) 【展覧会】

「古武家 賢太郎 展 Letters」の展覧会カタログが完成しましたー!

中身はこんな感じです!

 



上は、過去の展覧会風景。

下は、木の支持体に描かれた作品。


この他、本展のメインテーマもである「Letter」シリーズの作品図版も、たっぷりと収録しています。

とても綺麗なので、ぜひ、ショップでお手にとってみて下さいませ。


A5サイズ 30ページで、価格は800円。

部数限定ですので、欲しい方はお早めに!



オリジナルのポストカードもつくりましたよ!

カタログと同じ、A5サイズ。 少し大判のカードにしました。

 


こっこれは、かわいい・・・!


「レター」シリーズの作品が3種と、チラシやポスターと同じ「Eyed」。

合計で、4種類作っています。価格は、一枚150円。


宛名の面、ロゴマークのような手書き文字をあしらっています。

これは、古武家さんに書いていただいた言葉です。

英語圏では手紙によく使われる、とても象徴的な表現なので、こちらもご注目下さいね。


どちらも自信作!

遠方の方は、通販も対応させていただきますので、どうぞお気軽にお問い合せ下さい。



 

「古武家 賢太郎 展 Letters」オープンしました!

更新日:2012年7月7日(土) 【展覧会】

本日、「古武家 賢太郎 展 Letters」オープンしました!


古武家賢太郎さんは、1975年広島生まれ。

現在は、ロンドンを拠点に活躍するアーティストです。


国内での個展は本当に久しぶりで、

本展では、2000年頃の初期の作品から、大きく画風を転換した頃の作品、

今年描かれた最新作や、未発表の立体作品まで、一堂に展示しています!

 

 


幸いお天気にも恵まれ、初日から大勢の方に来ていただき、

 14:00〜はアーティストトークを開催しました!


 

古武家さんご本人に、Q&A方式で色んなお話を伺っていきます!


描画に使うのはほとんどが色鉛筆。

特に、今回の展覧会に出品されているのは、すべて色鉛筆で描かれた作品ですが、

クリアで鮮やかな色と、力強い線や形が印象的です。

 

 

そして童話や昔話から着想を得ながら、

全て、想像の中の人物や動物などを描いていくとのこと。

ストーリーを感じさせるような表現が特徴ですが、

その解釈は、完全に見る人に委ねられています。

 


モチーフを、おおまかに決めて描き始め、

細かいディティールや、パターン(模様)、色彩などは、描きながら決めていくこと。

日本やイタリアの古典に影響を受けたこと。

もともとデザインのお仕事をされていたこともあり、パターンに惹かれるのかも・・・。

などなど、興味深いお話をたくさんお聞きしました!

古武家さん、お越し頂いた皆様、どうもありがとうございました!



そして本展で、一番のみどころであり、最新作でもある「レター」シリーズについて。

開いた封筒を組み合わせて支持体に、童話や無意識のイメージを抽象的に描いていく、とても魅力的な作品です。





このシリーズは、会期中に100点目まで完成させるというプロジェクトで、

美術館の中で、不定期に公開制作中です!

 


展示室内に机を設置して、古武家さんがいつでも気軽に描けるよう準備をしているので、

もしかしたら、あなたも古武家さんが描いている時に出会えるかもしれません。


描き上がった作品から展示していくため、徐々に部屋の様子も変わっていきますので、

何度か足を運んでいただくのも楽しいと思います!


「古武家 賢太郎 展 Letters」は、9/9(日)まで

ぜひお越し下さい。


そして次回のアーティストトークは、

8/19(日) 14:00〜15:00 です。


その他にもミュージアムコンサートや、

子ども向け、大人向けそれぞれのワークショップ、イベントもたくさん開催しますので

展覧会のページでチェックしてみてくださいね。

 

 

 

 
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広島県尾道市(しまなみ)の美術館 コレクションは、フランス現代具象画家ポール・アイズピリ、ピエール・クリスタン、エコール・ド・パリを中心としたフランス近代絵画、梅原龍三郎、中川一政、林武ら日本近代絵画、尾道を代表する小林和作、絵のまち尾道四季展招待作家作品など、国内外の洋画を中心とした約200点。
音楽鑑賞の場として、所蔵のチェンバロを中心としたバロックコンサートを定期的に開催するほか、ジャズやクラシックなど様々なジャンルの演奏家によるディナー付きコンサートも企画・開催しています。併設するフレンチレストラン「ロセアン」では、ランチ・ティータイムはもちろん、美術館閉館後もゆったりとした空間でライトアップされた庭園を眺めながらの本格的なディナーが楽しめます。

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