ハイシーズン
更新日:2010年4月28日(水) 【日常など】
桜土手の桜もすっかり散ってしまいました。
しかし桜は終わっても、当館のお庭は今、知られざる見頃を迎えています!
みずみずしい新緑!
そして、ツツジが鮮やかな花を咲かせてくれています!
この時期、一番おすすめかもしれません・・・
さて、開催中の特別展 「奥山民枝 油彩画展 いのちを描く」は、いよいよラストスパートとなります。
5月2日(日)10:00〜 子どもギャラリートーク
5月3日(月)14:00〜 アーティストトーク「奥山民枝と見る」
をそれぞれ開催します。
展覧会は5月5日(水・祝)まで。みなさま、こちらもお見逃しなく!
「チェンバロ・ソロと連弾でつづる バッハ家の音楽」無事に終了しました。
更新日:2010年4月25日(日) 【コンサート】
2008年2月から定期的にチェンバロコンサートを始めて三年目。
毎回、ヴァイオリン、オーボエ、トランペットなどなど、様々な楽器との共演をしているのですが、
2010年の初回となる今回は、あえて「チェンバロだけ」で、その魅力をストレートにお伝えできるような企画を・・・
というわけで、"「ソロ」と「連弾」でつづるバッハ家の音楽"を開催いたしました。
出演はチェンバロ奏者の小田郁枝さんと浅田陽子さんです。
そもそも、一台のチェ ンバロを「連弾」するのは、珍しいことです。
当館のチェンバロは72鍵あり、かなり大きい方ですが、
それでも、ピアノよりとても幅が狭く、ひとつひとつの鍵盤も小さいのです。
難しい演奏となりそうですが、おふたりは息もぴったり。
4つの手が素早く鍵盤の上を行き交い、おどろくほど重厚な音色を響かせてくれました。
もちろん、ソロの透き通るような響きも魅力的です。
バロックの一時代を築いた「音楽の父」バッハ。
子だくさんで家族思いの「お父さん」でもあったようです。
家庭的なエピソードを交えつつ、その曲をたっぷりと聴かせていただきました。
お越しいただいたみなさま、どうもありがとうございました!
次回は
6月20日(日)
「マザーグースの世界」二重唱で愉しむイギリス・日本のうた
です!お楽しみに!
「奥山民枝と話す 第二回」を開催しました。
更新日:2010年4月11日(日) 【展覧会】
アーティストトーク「奥山民枝と話す 第二回」を開催しました。
この「奥山民枝と話す」は、
「表現・絵画を志す人向け」という設定で、話を聞くだけでなく、よりコアな内容で、その場の皆が発言して、話しあってみよう、というのが目標です。
主に来てくださるのは、美術系の大学生です。
特に、現在奥山さんが教授をなさっている[尾道大学]芸術文化学部、美術学科の学生達が多いですね。
前回より、さらに多くの人が集まってくださりとても充実した内容になりました。
(中には、この展覧会には二回以上、奥山さんのトークイベントにも二回目の参加、という方も!!)
展示室をまわった後は、車座になって質問タイムです。
そしてなんと、この展覧会を見に来てくださった「東京オペラシティアートギャラリー」の名誉館長でいらっしゃる寺田小太郎氏にも、マイクをとっていただきました!
突然のお願いでしたが「コレクター」「画商」「作家」の三位一体、その出会いの「妙」について、コレクションを形成していく喜びについて・・・などなど興味深いお話を頂戴しました。
また、逆に学生たちへ ご質問いただいた「この中で、プロの画描きになろうという方は?」という言葉に、みなドキッとしたのではないでしょうか。
この「話す」イベント。
今回は、4月ということで、ぴかぴかの「新一年生」も来てくれていました。お二人の話は、そうとう刺激的だったのではないかと思います。
色々考えるきっかけになっていれば嬉しいことです。
アーティストの卵達には、どんどんこういう場に来て、広い世界や「社会の中の美術」に触れて欲しいですね。
お集まりいただいたみなさま、寺田さま、奥山さん、本当にありがとうございました!!
■次回■
「奥山民枝と見る」アーティストトーク
5月3日(月・祝) 14:00〜15:00
奥山さんのトークは最後の機会です。
こちらは、一般向けのトークです、どなたでもお気軽にどうぞ。
展覧会はゴールデンウィークまで、5/5(水)で終了です。
音楽鑑賞の場として、所蔵のチェンバロを中心としたバロックコンサートを定期的に開催するほか、ジャズやクラシックなど様々なジャンルの演奏家によるディナー付きコンサートも企画・開催しています。併設するフレンチレストラン「ロセアン」では、ランチ・ティータイムはもちろん、美術館閉館後もゆったりとした空間でライトアップされた庭園を眺めながらの本格的なディナーが楽しめます。