
更新日:2011年9月9日(金) 【子どもと美術館】
「第4回子ども学芸員の旅」でつくった作品や、旅の様子を紹介する展覧会。
現在、明日のオープンに向けて、準備のまっただ中です!
美術館ネットワーク各館の学芸員や館長さん、
旅を支えてくれている大学生サポーターや、子ども学芸員達が協力して展示しています。
色の紙や、写真を丸く切り抜いて・・・
作品と作品の間にぺたり!
こうすると作品が映えるし、旅の楽しい雰囲気が伝わります。
ちょっと高い脚立にも挑戦しました。
そして、すっきり見せたい作品は、きちんと測って揃えます。
メリハリが大事ですね。
陶器のカップなど、こわれやすい作品を守ることも大切です。
来館者への注意をお願いする「キャプション」づくりも行いました。
本当に、たくさんの作品や写真を展示しました!
さてさて、展示室の中はどのようになっているのでしょうか??
それは見に来てからのお楽しみ!ということで・・・
また後日くわしく載せますね。
展覧会は 9/10[土]〜9/19[月・祝] まで開催しています。
(※9/12[月]は休館です)
みなさま、ぜひお越し下さいませ!
詳細は展覧会のページへ。
更新日:2011年8月28日(日) 【子どもと美術館】
「夏休み子ども学芸員の旅2011」
美術館を巡る、1泊2日の旅の報告その2です。
盛りだくさんのプログラムを、ぎゅぎゅっと凝縮してご紹介します!
前回の記事でご紹介した【自分だけの不思議な自画像をつくってみよう!】のあとは、
御調町の 「圓鍔勝三彫刻美術館」 を見学。
ワークショップは 【マイカップづくり】 です。
指導は、陶芸家の金野光賀先生。
毎年恒例、大好評のワークショップです。
手の中で、変幻自在の粘土を、一生懸命にかたちにしていきます。
みんな、それぞれ工夫を凝らします。
もくもくと・・・
電動ろくろも体験。
先生の手さばきには見とれてしまいます。
1日目はここで終了。
御調の「天然温泉 尾道ふれあいの里」に宿泊です。
2日目は因島へ
「本因坊秀策囲碁記念館」からスタートです。
「碁ランティア(ゴランティア)」さんに教えていただきながら、「石取りゲーム」
囲碁を単純なルールに変えたゲームなのですが、これが難しい・・・!
真剣勝負!
因島は、本因坊秀策の故郷。囲碁は尾道の「市技」なんですよ。
単純なのに、奥が深い囲碁! 頭の体操みたいでとても楽しめます!
そして、お次は生口島・瀬戸田へ。
「耕三寺博物館」 に到着です!
【境内クイズラリー】では、
耕三寺のひろーーーーい境内の中を、クイズを解きながら探検。
班の仲間と力を合わせてゴールを目指しました!
【”もののけ”を描く】ワークショップでは、
「百鬼夜行図」に描かれた”もののけ”達を、よーく観察してそっくりに「模写」します。
怖いというより、ちょっとユーモラスな”もののけ”達。
オリジナルにアレンジして名前を付けたり、現代版の”もののけ”を描いたりしました。
”もののけ”は、人の豊かな想像力が生んだもの。
時代を越えて、人を惹きつける魅力があります。
その後は、 「平山郁夫美術館」 を見学。
美術館の「照明」の秘密について学びました。
平山郁夫の作品の特徴であるキレイな青。
作品を保護しながら、この青を美しく見せるために、照明が工夫されているんですね。
最後は 【サンセットビーチでボディーペインティング!】
まずは絵の具を手作り。
小麦粉、片栗粉でつくったノリに、食用色素で色をつけます。
文字通り、体ごと絵の具を楽しみます!
鮮やかな色彩を体に塗って、みんなで芸術作品に変身しました!
記念撮影!!
・・・さて、盛りだくさんの 「子ども学芸員の旅」
今年で第4回でしたが、さまざまな方にご協力いただき、
子ども達にとって、楽しく充実した夏の思い出をつくることができたと思います。
本当に、どうもありがとうございました!
そして、9月10日(土)からは 「子ども学芸員の旅 作品展」 が始まります。
詳しくは展覧会のページへ
旅でつくった作品や、旅の様子を紹介する写真など、
子ども達が感じた「わくわく」や、
創作に対する、子ども達の純粋なパワーが伝わる展覧会になると思います。
それまで、美術館はしばし休館です。
展示替えには、大学生のサポーターのみなさんや、子ども学芸員達も参加してもらって、一緒に準備します。
旅の総仕上げとなる素敵な展示で、みなさまのお越しをお待ちしております!
更新日:2011年8月21日(日) 【コンサート】
ミュージアムコンサート 「トランペットで奏でるバロック チェンバロとともに」 を開催しました!
朝からの雨も、開場前には止み、多くのお客様にお越し頂きました。
出演は、「トランペット」の三島明子さんと、「チェンバロ」の小田郁枝さん。
珍しい組み合わせですが、チェンバロの可憐な音色と、
トランペットの力強くのびやかな調べの相性はばっちり。
2009年にも、お二人は当美術館で共演しています。
三島さんは、曲によってトランペットを使い分けながら演奏します。
前回は、「ピッコロトランペット」「フリューゲルホルン」「トランペット」の3本
今回は「ピッコロトランペット」、「コルネット」、「トランペット」でした。
一番上に写っているのが、「ピッコロトランペット」。
管が短く、高くて明るい音が出ます。
真ん中の「コルネット」と、下の「トランペット」は、管の長さは実は同じ。
どちらも最後が、花のように広がっていますが、
「トランペット」は真っ直ぐの部分が長く、
「コルネット」のほうは、だんだんと管が広がっていくため、柔らかい音色になります。
チェンバロのソロもあり、またイタリア歌曲や、日本の子守歌、「赤とんぼ」など、
歌声が入る曲も、トランペットが表情豊かな旋律を奏でます。
元気がでるような、華やかな演奏が、美術館いっぱいに響き渡りました。
どうもありがとうございました!
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次回のチェンバロミュージアムコンサート
10月30日
「チェンバロと弦の響き」
【チェロ】乗本幸
【ヴァイオリン】田代直子
【チェンバロ】小田郁枝
詳しくはコンサートのページへ
お楽しみに!
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