ミュージアムコンサート「トランペットの輝き」
更新日:2009年8月30日(日) 【コンサート】
本日ミュージアムコンサート「トランペットの輝き」無事終了しました。
トランペットは三島明子さん、チェンバロは小田郁枝さんの演奏です。
今日もたくさんの方に来場していただきました。
現代の楽器というイメージが強い「トランペット」と、バロック代表の「チェンバロ」
珍しい組み合わせのように感じますが、トランペットは実は深い歴史のある楽器で、
力強くも情感たっぷりな音色が、チェンバロのきらびやかな音がよく合い、絶妙な心地よさです。
今回、演奏に使われたのはトランペットを中心に3種類。
上から「ピッコロトランペット」「フリューゲルホルン」「トランペット」です。
音の高さや音質で使い分けます。
クールビューティーで格好いい雰囲気の三島さんですが、レクチャーではとてもやさしいお人柄で
わかりやすくお話して下さいました。
↓三島さんが手に持っている小さな小さなマウスピースの部分で音が決まるそうです。
ここが、いわば楽器の本体ということなんですね。
トランペットは奏者の唇を振動させて演奏するため、まるで声を出して歌うような感覚だそうです。
のびやかな「アヴェ・マリア」。また身近な「浜辺の歌」「夏の思い出」なども演奏され、
大いに盛り上がったコンサートとなりました。
みなさま、どうもありがとうございました!
次回は10月25、チェンバロとヴォーカル・アンサンブルでお送りします。
お楽しみに!
夏ですね
更新日:2009年8月13日(木) 【日常など】
さきほどお天気雨が降っていたので、いそいそとカメラを取り出し、お庭を撮影してみました。
↑ 暑さと湿気でカメラのレンズが一瞬にして曇っています。(館内は寒いくらい空調が効いているので)
どこから雨で、どこから空気か分からないくらいの湿度です。
実は先頃、独立行政法人国立文化財機構 木川りか先生による
「文化財の生物被害防止対策について」の研修会に参加しました。
美術品を食べる虫や、カビについての勉強です。
そして、作品を守っていくためには、大規模な燻蒸(=薬剤の煙で殺虫すること)なんてできないよーと嘆くよりも、
まずは日頃の掃除、温湿度管理、目で見てチェック!
そういった意識や気配りが一番重要だと、認識を新たにしたばかりなのです。
こんな日はいくら空調を効かせていても、展示室や収蔵庫の湿度はいつもより高くなってしまいます。
多湿は、カビの原因 = 美術館にとっては敵!!
しかし、苔は喜んでいるようです・・・。
この時期の緑は元気いっぱいで、本当にきれいです。
レストランのお客様も、美術館へ来館された方も、このお庭を自由に散策することができます。
作品の余韻と共に、ぜひお庭でリフレッシュしてみて下さい。
(出口が少し分かりにくいかもしれませんので、スタッフにお気軽にお尋ね下さい。)
子ども学芸員の旅 作品展 開催します。
更新日:2009年8月12日(水) 【展覧会】
子ども学芸員の旅 作品展
9月11日(金)〜9月13日(日)
時間:9:00〜17:30(最終日は16:00まで)
会場:なかた美術館 第一展示室
料金:一般 500円 中・高・大学生100円
(市内学生及び小学生以下無料)
↑子ども達が作ったチラシです!全部で18種類もあります。
この展覧会では子ども学芸員たちが、旅で作った作品やプログラムの成果を展示します。
3日間という短い期間ですが、子ども達の思い出や旅の魅力がたっぷりつまった展覧会です。
みなさんぜひ足をお運び下さい。
音楽鑑賞の場として、所蔵のチェンバロを中心としたバロックコンサートを定期的に開催するほか、ジャズやクラシックなど様々なジャンルの演奏家によるディナー付きコンサートも企画・開催しています。併設するフレンチレストラン「ロセアン」では、ランチ・ティータイムはもちろん、美術館閉館後もゆったりとした空間でライトアップされた庭園を眺めながらの本格的なディナーが楽しめます。