広島県尾道市(しまなみ)の美術館/ポール・アイズピリ、ピカソ、ルオー、小林和作、梅原龍三郎、中川一政、林武などを所蔵。チェンバロによるコンサートやフレンチレストランでの食事も楽しめます。

 
なかた美術館
トップページ ≫ スタッフのブログ

15周年記念の特別講演会を開催しました!

更新日:2012年6月15日(金) 【展覧会】

開催中の「Flowers」に関連して、

美術評論家の木島俊介さんをお招きして、

絵画にとっての「花」、静物画の歴史についてお話いただきました。


 

 

人が描いたのは、まず「動物」や「人」で・・・、と絵画の歴史をたどりながら、

植物の、発芽から花が咲き、種になってまた発芽・・・というサイクルから、人々は復活や再生という概念を生んだこと。

描かれる花にバラが多いのは、色んな地域で育つから=色んな神話や寓意が生まれたので」というお話や、

チューリップの品種が多いのは、オランダの画家が自分の描きたいチューリップを育てていったから・・・など、ちょっとトリビアルなお話、

オランダで登場したとき「スティル・レーベン」=「静止した・生きているもの」という意味だった『静物画』という概念が、フランスでは「ナチュール・モルト」=「死んでいる自然」になってしまった不思議。などなど。

一冊の本を読むような、素敵な講演会でした。



そして、今わたし達が当たり前のように見ている

「花」を自由に描いた様々な表現に至るまでに、

長い長い変革の歴史があることを再認識しました。

色んな作品を、もっともっと知りたいなと思いました。

 

お越し頂いた皆様、木島さん、どうもありがとうございました!

 

NHK「ひろもり」出演!

更新日:2012年6月7日(木) 【展覧会】

本日、またまたNHK広島の番組「ひろもり」に呼んでいただきました。

開催中の「Flowers 〜花たちの肖像〜 」のPRです。

 

着くなり、カメラやブルーバックを、iPhoneで撮りまくり・・・


 

何回か呼んでいただいているのですが、いやあ、いつ見ても格好いい!

 

 

(しかし、テンション上がりすぎて、ブレブレですね。ごめんなさい。)


わーわー!バミってある! 一眼レフ持ってくれば良かったなー!



・・・などど、はしゃぐだけでなくて、ちゃんと仕事もしてますよっ


映像のチェック!



右下のモニタ、花の作品がたくさん映っているのがお判りでしょうか。

時計の下のモニタには高田誠の「尾道風景」が出ています。

作品の、どこをクローズアップするかなど、選ばせていただきました。


そして、打ち合わせ!



台本もあるのですが、やっぱり自然な会話の流れが大切です。


打ち合わせも終わり・・・と、思いきや、

  花は 花は 花は咲く・・・♪

と、スタジオにキャスターの皆さんの歌声が。


オープニングで、NHKが東日本大震災の被災地の復興を応援する

テーマソング「花は咲く」の紹介がされるのでした。


皆さん、手にお花を持ってのスタートです。


 

さらに月イチのコーナー「香りのある暮らし」では、

「クリスタライズド・フラワー」なるものが登場!



食べられる花や、ハーブを、卵白と砂糖で固めたもの。



きれいですねえ。

というわけで、なんと今回は、花・花・花づくしの「ひろもり」だったのです!


さらに・・・



試食!!!までさせていただいて、テンション上がりっぱなしでした。

上に載っているのが、「クリスタライズド・フラワー」です。

かわいい。そして美味しい・・・。 どうもありがとうございました!


さて、肝心のFlowersでは、4つの作品をご紹介しましたよ。



心の中にある花、暮らしの中の花、そして、絵の中の花・・・

ほっとさせたり、元気づけたり、楽しい気持ちにさせてくれて、

やっぱり花はいいものだなあと、改めて思いました。



お世話になった皆様、そしてご覧頂いた方、どうもありがとうございましたー!



さて、早いもので、会期は残り一ヶ月を切った「Flowers」ですが、

まだまだ関連イベント NakataLabs があります!


来週15日(金)には、美術評論家の木島俊介さんをお招きして、

コレクションについての特別講演会を開催します。

 


木島さんは、西洋美術史の第一人者です。

観覧料のみで、聴いていただけますので、どうぞお気軽にいらしてください。



そして30日(土)には、ギャラリートークならぬ、「ガーデントーク」を開催。

 


このブログをご覧頂いている皆様はよくご存じの、なかた美術館の庭と裏山。

そこを散策しながら、植物の専門家をお招きして、草花の解説をしていただきます。

(ロセアンのハーブティー付き!)

 

その他、16日(土)には学芸員のギャラリートーク、

24日(日)にはミュージアムコンサート「初夏の調べ」も開催します。

どうぞお楽しみに!


展覧会のページはこちら

なお、今週の9日(土)は、臨時休館となっていますので、どうぞご注意下さいませ。




 

ラジオカーがやってきた!

更新日:2012年5月24日(木) 【展覧会】

FM福山の「ラジオカー」がやってきました!

「ラジオカー」は街中へ出て、ラジオ放送を中継する車です!

今日は、ちゅーピー号も一緒に!


 

ちゅーピー号は、初めて見たのですが、けっこう大きいですねえ・・・


ただちゅーピーの絵が描いてあるだけの車じゃないんですよ!


車の中で新聞が刷れる!


助手席にはちゅーピーが乗ってます!



なんか、すごい・・・


 


そして、中継をつないで、生放送!

FM福山さんには、いつも電話で出演させていただいるのですが、

美術館の中からの放送って、初めてです。

「Flowers 花たちの肖像」をご紹介しましたよ。


 

 

パーソナリティーの方が、ラジオでも伝わるように、

「バラが8輪、花器は深いグリーンで・・・」とか

「お母さんと子どもが座っていて、その横に花が・・・」と描かれている

モチーフを説明してくださって、

ああ、なるほど!そう言えばいいのか!と横で心のメモをしました。


でも、「やっぱり本物を見ると良いですね」とも。

絵の具の質感や色、大きさ、筆跡など、実際に目の前にしないと

分からないことがたくさんありますよね。

 

そして、今週末27日(土)の、キッズワークショップ「花めがね」も、

定員まで、少し空きがあるのでお知らせしましたよ。こちらもぜひぜひ。



お世話になったお二人、ラジオを聴いてくださった皆様、

どうもありがとうございました!

 

 

 

 

 
前の記事へ≪  14  15  16  17  18  ≫次の記事へ
広島県尾道市(しまなみ)の美術館 コレクションは、フランス現代具象画家ポール・アイズピリ、ピエール・クリスタン、エコール・ド・パリを中心としたフランス近代絵画、梅原龍三郎、中川一政、林武ら日本近代絵画、尾道を代表する小林和作、絵のまち尾道四季展招待作家作品など、国内外の洋画を中心とした約200点。
音楽鑑賞の場として、所蔵のチェンバロを中心としたバロックコンサートを定期的に開催するほか、ジャズやクラシックなど様々なジャンルの演奏家によるディナー付きコンサートも企画・開催しています。併設するフレンチレストラン「ロセアン」では、ランチ・ティータイムはもちろん、美術館閉館後もゆったりとした空間でライトアップされた庭園を眺めながらの本格的なディナーが楽しめます。

ページ先頭へ戻る

 
サイトマップ  →著作権

〒722-0012 広島県尾道市潮見町6番11号
TEL. 0848-20-1218

「なかた美術館」は、(株)ナカタ・マックコーポレーションにより運営されています
ナカタ・マックコーポレーション
 
copyright
広島県尾道市(しまなみ)の美術館/ポール・アイズピリ、ピエール・クリスタン、ピカソ、ルオー、小林和作、梅原龍三郎、中川一政、林武などを所蔵。チェンバロによるコンサートやフレンチレストランでの食事も出来ます。