尾道大学生とワークショップ
更新日:2009年7月18日(土) 【子どもと美術館】
今日は、ゆらゆらモビールづくりのプレワークショップを行いました!
尾道大学美術学科の学生さん4人と一緒です。
この夏の「子ども学芸員の旅」でボランティアスタッフとして参加してくれる方達です。
アイズピリの作品に出てくるモチーフは浮遊感とユーモアがあるので、
実際に動いたら面白いだろうなあ・・・という発想です。
みんな黙々と作っています。
バランスをとるところは難しくて、みんな苦労していました。
ここで工夫したことが、「子ども学芸員」の子ども達へのサポートにつながるかな?
完成品です!
限られた素材でも、それぞれに個性が出ておもしろい!
色の鮮やかさを活かしてみたり・・・
音が出る仕組みを作ったり・・・
だんだん、アイズピリと関係なくなってきていますが(笑)
モビールを作ることで、立体であること、動くこと、バランス、装飾性や音・・・など、いろいろなことを意識するようです。
高いところでゆらゆらさせてみよう!
わー
・・・ちょっと、少ない?
でもワークショップ本番と、「子ども学芸員の旅」では、
もっともっとたくさんのモビールがゆらゆらする予定です!楽しみ!
今日来てくれた大学生のみなさん、ありがとうございました!
なかた美術館のワークショップは7/23(木)と8/8日(土)に開催します。
まだ定員に少し空きがありますので、興味のある方はぜひいらして下さい。
小・中学生、親子での参加はもちろん、大人の方でも大歓迎です!
「子ども学芸員の旅2009」
更新日:2009年7月7日(火) 【子どもと美術館】
「夏休み子ども学芸員の旅2009」とは、
尾道市内の6つの美術館・博物館をめぐる1泊2日の旅です。
小学校高学年を対象に、それぞれの館の個性を生かした体験学習ができる!という素敵な企画です。
これが大変な好評で、今年はなんと定員の倍以上の応募をいただきました!ありがとうございました。
本当なら興味を持って応募してくれた全員に参加してもらいたいのですが…
泣く泣く当初の予定通り抽選を行い参加者を決めました。抽選から外れてしまった方、ごめんなさい!
(ちなみになかた美術館のプログラムは、7/23と8/8のワークショップとほぼ同じプログラムですので、こちらもぜひ)
主催は「尾道市美術館ネットワーク」
そして「尾道ロータリークラブ」さんに特別協賛をいただいて、今回で第2回目の開催となる企画です。
美術館・博物館について深く知ってもらうこと。
作品作りや発表をすることで表現の楽しさ、自分の考えを伝える力を身につけること。
学校以外の集団の場で仲間と出会うこと。
大切なテーマです。
が、
夏休み!バスツアー!(家族と離れて)みんなでお泊まり!
とくれば、もう。とにかく楽しいに決まってます!!(というか、スタッフも楽しんでます!)
いやいや、遊びじゃなくて、こういう非日常的なことが発見や感動につながるんですよね。うん。
そして、今年からは「参加のしおり」を作ることになりました。
こういう事に燃えるんですよ。。。
すみっこに写っているのは、ネットワークのマスコットキャラ「アトちゃん」”ver.こども学芸員の旅”です。
みかん頭です。
準備は大切ですね。
参加する人も、スタッフも、みんなで協力して、笑顔いっぱいの旅にできるよう、がんばります!!
和作さんについて
更新日:2009年6月30日(火) 【子どもと美術館】
尾道市土堂小学校から、4年生の生徒さんが57名来てくれました!
といっても今日の授業は美術の「鑑賞」ではなく「郷土」の学習だそうです。
土堂小学校には「郷土科」という授業があり、尾道にまつわる色んな歴史や文化を学んでいるそうです。
尾道、絵、といったら「小林和作」ですね。
今日は、講師に画家・村上選(むらかみ えらぶ)さんをお招きしてのギャラリートークです。
選さんは21才の頃、尾道で和作さんに出会い、絵を通して共に多くのことを体験し、現在も画家としての道を歩まれています。
岩彩で描かれた「佐田岬」と、油彩の「海」、そして小林和作の先達である梅原龍三郎の「三津浜富士」をイーゼルに立てかけて紹介しました。
今は安保商店コレクション展を開催している第5展示室ですが、特別展でない限りは、小林和作の作品を展示しています。
それぞれの”絵の先生”を辿っていくと「村上選さん」→「小林和作」から「梅原龍三郎」そして安保商店コレクション展の「ルノワール」まで!
こんなつながりが尾道にはあるんですね。
選さんは、自分が知っている生身の小林和作さんの話を、ご自分の言葉で真摯に語ってくださいました。
生徒さん達からも、学校のすぐ近くにある画廊喫茶「孔雀荘」での出会いの話で歓声が上がったりと、
リアリティにあふれる話を熱心に聞き、メモを取ってくれました。
事前学習もばっちりで、質問がばんばん飛び出ます。
「和作さんはどんな道具を使って描いたのですか?」
といった素朴な疑問から、ナイフで作られる絵肌の魅力、人間の作為の及ばない”表現”や”自然”の話につながったり、
「和作さんは、絵を通じて何を伝えようと思ったんですか?」という難しい質問まで…。
地元を代表する作家・小林和作、その人となりを知る方からお話しを聞ける、とても貴重な場となったと思います。
なかた美術館に来てくれた生徒の皆さん、先生方、快く引き受けてくださった村上選さん、
充実した時間をありがとうございました!
音楽鑑賞の場として、所蔵のチェンバロを中心としたバロックコンサートを定期的に開催するほか、ジャズやクラシックなど様々なジャンルの演奏家によるディナー付きコンサートも企画・開催しています。併設するフレンチレストラン「ロセアン」では、ランチ・ティータイムはもちろん、美術館閉館後もゆったりとした空間でライトアップされた庭園を眺めながらの本格的なディナーが楽しめます。