広島県尾道市(しまなみ)の美術館/ポール・アイズピリ、ピカソ、ルオー、小林和作、梅原龍三郎、中川一政、林武などを所蔵。チェンバロによるコンサートやフレンチレストランでの食事も楽しめます。

 
なかた美術館
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新年のごあいさつ

更新日:2016年1月6日(水) 【日常など】

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。

びっくりするほど暖かな三が日を過ぎ、すこしだけ冬らしさが戻ってきました。


 

早くも梅開花!とのニュースも聞きましたが、当館の庭園では、まだまだこれからといった感じです。



それでも、頼もしく成長中の木の芽たち。

なんだかんだ言っても季節は移り変わっています。

 


 

展覧会は引き続き、『NAKATA MUSEUM COLLECTION 風景考』を開催中です。

それぞれの画家たちが、世界をどのように見ていたのか、

さまざまな色や形を旅するように訪ね歩いていただければ嬉しいです。


会期は2/7(日)までです。

 

 

今年もいろいろな展覧会、楽しいイベントを企画してまいりますので、

どうぞよろしくお願いいたします。

みなさまにとって、幸多き一年となりますように。

 

 

ミュージアムコンサート『ようこそグリムの森へ』

更新日:2015年12月27日(日) 【コンサート】

こんにちは。今日は年内最後の開館です。

遅ればせながら、先日開催したミュージアムコンサート

『ようこそグリムの森へ』の様子をご紹介します。

クリスマスにあわせた物語と音楽のイベントでした。


日頃は“読み語り”のボランティアグループ「おのみち学校で本を読む会ルピナス」 として活動している

石崎幸枝さんと浅田恵理さんのユニット「ボンソワール」をお招きしました。

 

まずはチェンバロのソロ、スカルラッティの『ソナタL.23 ホ長調』から。

音色がきらきらと輝いて、一気にクリスマス気分に。



そしてお話は『ブレーメンの音楽隊』

ストーリー・テリングという、お話をまるごと覚えて、語りかけるようなスタイルです。

こちらに向かって、お一人で何役も演じながら語る様子は、まるで落語や演劇のよう。


 

つづいては、絵本をつかった読み語りで『小人のくつや』


 

 

場面の展開にあわせて、チェンバロがリズムよく音を奏でて、物語を盛り上げます。

おなじみの物語ですが、いろいろと思い出しながら、なつかしく聞きました。

 

 

最後は「熊皮服の男」

わたしは今回のイベントで初めて知ったのですが、

悪魔と取引をする男の、ちょっと大人向けの怖いお話です。

石崎さんの語りは真に迫っていて、最後にはぞぞぞーっとさせられました。


 

 

いつにもまして、想像が広がり、いっとき師走の慌ただしさを忘れる時間でした。

みなさまも愉しんでいただけたでしょうか。

どうもありがとうございました!



次回は 4/24(日)『花の舞い ヴァイオリンとチェンバロ』

『ラ・フォリア』など、情熱的な舞曲をお届けします。


 

 

さて、2015年も残りわずか。

明日から12/28(月)〜1/4(月)年末年始休館となり、

2016年は1月5日(火)から開館致します。

 

今年もたくさんの方にご来館いただき、イベントやコンサートなどにもご参加いただきました。

本当にありがとうございました!

来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

みなさま、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

 

 

 

ワークショップ「あたたかクリスマスオーナメント」を開催しました。

更新日:2015年12月20日(日) 【nakata Labs  なかたラボ】

 

尾道は寒くなったりあたたかくなったり不思議な冬です。

 

先日、ワークショップ「あたたかクリスマスオーナメント」を開催しました。

春に羊毛フェルトを使って「たね」を作ったのですが、

今回はふわふわやわらかなオーナメントを作ります。

 

 

まず、作りたいオーナメントのイメージ図を描いてから、 使う羊毛を選びます。

鮮やかな色味、落ち着いた色味、パステルカラー。

羊毛フェルトにはたくさんの色があるので迷ってしまいます。

 

 

形を整えながら羊毛をひたすらニードル針で刺していきます。

針の先に溝が彫ってあるので、何度もチクチク刺すことによって羊毛が絡まりフェルトになります。

作業自体はとてもシンプルなので、みなさん黙々と手を動かしていらっしゃいました。

 

 

 こちらは まんまるの顔。

一体どのような作品になるのでしょうか。

 

 

まるい形とまるい顔をくっつけて…

 

 

帽子とマフラーを着せました。 

もうお分かりでしょうか?

 

 

スノーマンの出来上がりです。

芯に球体の発泡スチロールを入れているので、きれいなまるに仕上がりました。

まるい形の芯を見て、すぐにアイデアが湧いたようでした。

 

 

 

さて、こちらのみどりいろの三角形はいったいどんな風になるのでしょう。

 

 

三角形を3つ重ねて、クリスマスツリーの出来上がりです。

星やハート、鳥などのモチーフが飾ってあってとても可愛らしいですね。

手のひらよりも大きい大作ができました。

 

 

こちらはまるいオーナメントにスパンコールを縫い付けています。

フェルトは柔らかいのでビーズを縫い付けたり、刺繍糸でステッチを施すこともできます。 

 

 

こんな感じに出来上がりました!

シンプルなオーナメントもアイデア次第でこんなに素敵に仕上がります。

手前のふわふわしたおうちも、あたたかみがあります。

 

 

 

ちいさなお子様も参加してくださいました。

最初は針を使っていたのですが、お母さんもハラハラ…

 

 

そこで、石鹸水を使って作ることにしました。

薄い石鹸水を羊毛にかけてコロコロ手で丸めていくと、羊毛が縮んでフェルトになっていきます。

セーターを洗濯して縮んでしまったときと同じ原理です。

この方法だったら針を使わないので、お子様でも安心して作れます!

 

 

 コロコロ丸めて作ったフェルトに、ビーズを通したリボンをつけるとこんなにかわいくなりました!

 

 

こちらの方は、花びらを一生懸命作っておられました。

緑と赤の配色もクリスマスらしいですね。

 

 

チーズを狙っているネズミ。細部まで丁寧につくられています。

 

 

最近では手芸屋さんで手作りキットがたくさん出ていて、羊毛フェルトも手軽に体験できるようになったので、

アイデア次第でいろいろ可能性がひろがります。

芯に丸い発泡スチロールを使ったり、中に鈴を入れて音が鳴るようにしたり…

みんなで作ると 「なるほど!」 とアイデアの共有ができるのがいいですね。

 

完成したフェルトの質感も、ふわふわしていたり、ギュッとつまっていたり、人それぞれ違っていて

手作りならではのおもしろさを発見することもできました。

 

参加者の皆さんが今回作ったオーナメントを眺めながら、楽しいクリスマスを過ごしてくれたら嬉しいです。

ありがとうございました!

 

 

 
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広島県尾道市(しまなみ)の美術館 コレクションは、フランス現代具象画家ポール・アイズピリ、ピエール・クリスタン、エコール・ド・パリを中心としたフランス近代絵画、梅原龍三郎、中川一政、林武ら日本近代絵画、尾道を代表する小林和作、絵のまち尾道四季展招待作家作品など、国内外の洋画を中心とした約200点。
音楽鑑賞の場として、所蔵のチェンバロを中心としたバロックコンサートを定期的に開催するほか、ジャズやクラシックなど様々なジャンルの演奏家によるディナー付きコンサートも企画・開催しています。併設するフレンチレストラン「ロセアン」では、ランチ・ティータイムはもちろん、美術館閉館後もゆったりとした空間でライトアップされた庭園を眺めながらの本格的なディナーが楽しめます。

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