広島県尾道市(しまなみ)の美術館/ポール・アイズピリ、ピカソ、ルオー、小林和作、梅原龍三郎、中川一政、林武などを所蔵。チェンバロによるコンサートやフレンチレストランでの食事も楽しめます。

 
なかた美術館
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「コレクションにみる“PORTRAIT” × BOOKS」スタートしました。

更新日:2014年4月27日(日) 【展覧会】

いい季節になりました。

庭園の緑がきらきらと輝いています。


 

緑と見事なコントラストを見せてくれるのは、カエデの新芽やシャクナゲ、ツツジの赤です。

 

 

 

さて、美術館では今週末から、企画展「コレクションにみる“PORTRAIT” × BOOKS」がスタートしました。



なかた美術館のコレクションの絵画と、一緒に本を展示しています。

絵画は  “PORTRAIT”= 肖像画や、自画像など人物がモチーフのものを中心に。

そして、出品画家のカタログ・レゾネや、図録、画集、評伝や自伝などの本を集めました。

 

 

 

 

 

私たちは、印刷された図版を通して多くの絵画を目にしています。

美術のこと、画家のことも、その多くは本を通して伝わっています。

そして、歴史を刻んだ本それ自体の佇まいも美しいものです。

 

 

ほとんどの本はお手にとって自由にご覧頂けます。

どうぞ、ゆっくりと時間をお過ごしください。

 

「コレクションにみる“PORTRAIT” × BOOKS」

4月26日(土)〜7月13日(日)

http://nakata-museum.jp/exhibition/

 

 

 

 

 

 

「うつわ」が完成しました!

更新日:2014年4月16日(水) 【nakata Labs  なかたラボ】

 先日のnakata Labsワークショップ「うつわと暮らす」の作品たちをご紹介します。

「陶房CONEL」さんの窯から、ぴっかぴかの姿で届きました!



一口に「うつわ」と言っても、これほど色んな形になるとは・・・!



 

 

 

ワークショップの様子は、陶房CONELさんのブログ記事でもご紹介いただいています。

 

 

やわらかい粘土だったのに・・・



立派な陶器に変身しているのが不思議です。

 

 

 

自分で作ったのは確かだけど、より素敵になっていて嬉しいとの感想もいただきました。

 

 

それぞれの作品が、皆さんの暮らしの傍らに寄り添ってくれることを願っています。

 

 

大槻さん、参加者の皆さん、ありがとうございました!

 

 

さてさて、この展覧会 「コレクションプラス 花のある家」 

いよいよ今週末4/20[日]までとなりました。



自分のお家で眺めるように、ゆっくり絵画を眺めてみませんか。



とてもおすすめなので、どうぞお見逃しなく◎

 

 

 

 

nakata Labs 「花の束」

更新日:2014年4月6日(日) 【nakata Labs  なかたラボ】

今日は nakata Labsワークショップ「花の束」を開催しました。

講師は中 光子(なか みつこ)さん。


様々な依頼に応じてアレンジやブーケを作るフラワーデザイナーとして、

尾道で教室なども主宰されています。

花束の作り方の基本を教えていただきます。

 

 

 

今日は白いバラを中心に。

香りがとっても爽やかでした。



まずは花の長さを揃えて、カットしていきます。

枝分かれしているものも、2つにカットして使います。


 

 

束ね方は、ヨーロッパで一番多いスタイルである“スパイラル”で。

丸く広がった花束になります。

左手に花を持って、次の花を一本ずつ回転させながら差し込み、束ねていくのですが、これがなかなか難しい。


 

今日は、それを簡単にする方法を教えていただきました。

まず5本ずつくらい、クロスさせた小さな束を作り、

その小さな束を、さらにクロスさせて束ねるという方法です。



 


うまくスパイラルになれば、この通り、自立します!


 


均整が取れている証しですね。

ラッピングはせずに、そのまま活けるとこんな感じです。



やさしく束ねてあるので、このままで大丈夫。

水を換えたりする時も、形が崩れないので良いですね。


そしてラッピングには、ただ飾るだけでなく、乾燥などから花を守るという大事な役割もあります。

 





 


 

描かれた花は、しおれたり、枯れたりはしませんし、

ある意味では、画家の思い通りの形と色で存在しています。

しかし生きた花は、なかなか思い通りにはいきません。


束ねる時も、それぞれ異なる花や葉を、長さやバランスに気をつけながら、

力を入れすぎないように優しく。

そして、元気がなくならないように、お水で休ませたり・・・。


 

生きた花はやはり特別ですね。

だからこそ、それを描いて姿を留めようとした画家たちや、

描かれた花を手に入れて、部屋に飾って眺める人々は、

切なくて、欲深くて、人間らしいなあなどと思いました。


今日つくった花束が、誰かのプレゼントになったり、

それぞれのお家を飾ったりするんだなと想像すると嬉しくなります。

ご参加下さった皆さま、ありがとうございました!


さて、美術館前の桜土手は葉桜になってきました。



“花に嵐”とはこのことかというような日も多いように感じますが、まだまだきれいです。

開花が遅かった分、特別にちょっとだけ長く楽しませてくれているようです。


 

開催中のコレクションプラス「花のある家」は4月20日[日]まで。

とうとう、あと2週間となりました! どうぞお見逃しなく。


 

 

 

 
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広島県尾道市(しまなみ)の美術館 コレクションは、フランス現代具象画家ポール・アイズピリ、ピエール・クリスタン、エコール・ド・パリを中心としたフランス近代絵画、梅原龍三郎、中川一政、林武ら日本近代絵画、尾道を代表する小林和作、絵のまち尾道四季展招待作家作品など、国内外の洋画を中心とした約200点。
音楽鑑賞の場として、所蔵のチェンバロを中心としたバロックコンサートを定期的に開催するほか、ジャズやクラシックなど様々なジャンルの演奏家によるディナー付きコンサートも企画・開催しています。併設するフレンチレストラン「ロセアン」では、ランチ・ティータイムはもちろん、美術館閉館後もゆったりとした空間でライトアップされた庭園を眺めながらの本格的なディナーが楽しめます。

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