nakata Labs 「 いろいろなかたち 」のかたち
更新日:2014年12月23日(火) 【nakata Labs なかたラボ】
先日nakata Labsのワークショップ 「いろいろなかたち」 の作品が焼き上がりました!
色がとてもきれいに出ています!
アイズピリの絵から飛び出してきたトランプや鳥。
思い思いの図形や模様。
どれも絶妙で、見飽きません。
質感もつやつやに。
こちらの鳥は、ちょこんとした脚がなんとも良いです。
陶芸には、絵画とはまた違うタイプの自由があって、想像の及ばないこともあったり、手の痕跡がしっかり感じられるところもあったり・・・
とてもおもしろいなあと改めて感じました。
陶芸の場合は、道具やスペースの関係で、なかなか一度にたくさんは参加してもらえないのですが、またいつか企画したいと思います!
陶房CONELのおおつきさん、参加者のみなさん、どうもありがとうございました!
チェンバロミュージアムコンサート 『魂の響き -クリスマスに歌う-』
更新日:2014年12月21日(日) 【コンサート】
こんにちは。尾道でも雪が降ったり、厳しい寒さには困りますが、
冬といえば楽しいイベントもたくさんありますよね!
今日はチェンバロミュージアムコンサート 『魂の響き -クリスマスに歌う-』を開催しました。
ライアーを松原里香さん、ソプラノを有田 亜希子さん、チェンバロを小田郁枝さんの演奏で、クリスマスらしい雰囲気たっぷりにお送りしました。
ライアーは、この度なかた美術館でも初登場の小さな竪琴のような楽器です。
歴史は古く、ギリシャ神話でアポロンが持つ竪琴もライアーと呼ばれています。
名前はあまり知られていないかもしれませんが、映画『千と千尋の神隠し』の主題歌となった 《いつも何度でも》 で演奏されている楽器と言えば、みなさん音色が思い浮かぶのではないでしょうか。
チェンバロの鈴のような可憐さに、ライアーの包み込むようなあたたかさ、そして高らかなソプラノの歌声がアンサンブルとなって、なんとも心地よく響きます。
ライアーのソロではやわらかく、やさしい響きに、どこかなつかしさも感じられました。
途中は歌詞の解説を織り込みながら、アメイジンググレイスや讃美歌などが歌われました。
久しぶりの歌曲のコンサートで、歌はいいなあ・・・と改めて感じました。
いつにもまして多くの方にお越し頂き、少し早いですが、クリスマス気分をたっぷりと味わえた一日でした!
みなさま、どうもありがとうございました。
次回は2015年の4月に開催予定です。
またこのブログでもお知らせいたしますので、どうぞお楽しみに。
nakata Labs「いろいろなかたち ー陶器のタイルづくりー 」を開催しました。
更新日:2014年12月7日(日) 【nakata Labs なかたラボ】
こんにちは!
寒くなりましたが、みなさま風邪など引いていませんか?
昨日、nakata Labs「いろいろなかたち ー陶器のタイルづくりー 」を開催いたしました。
『陶房CONEL』さんの出張ワークショップ第3弾です。
現在展示しているポール・アイズピリの作品には、人物や鳥、花などが色とりどりに描かれ、水玉や螺旋などの模様もたくさん登場して画面を彩っています。
そうした装飾性をもとに、CONELのおおつきさんと一緒に考えたのが、今回のタイル作り。
という訳で、まずそれらの作品をスケッチしました。
ヒントになりそうなモチーフがたくさん見つかりましたよ。
そして陶芸タイムです。
今回は、あらかじめ陶土に絵の具を練り込んだものを使います。
その色見本がずらり!
前回のブログでご紹介したのが、一色ずつの見本。
こちらは、それぞれの色同士の重なりが分かるような見本になっています。
12色+プレーンな陶土で計13色。
これらの陶土を使っておおつきさんのアドバイスのもと形を作っていきます。
細かい作業で集中度が高まるにつれ、皆さん黙々と・・・。
そんななか、1歳半の参加者も・・・
お母さんとお姉ちゃんの真似をしながら、粘土をこねこね。
たくさん作ってくれました〜ヾ(*´∀`*)ノ
こんな感じで作品になっています! (下に写っているふたつ)
そのほかスタンプで文字を入れたり、クッキー型で抜いたり。
本当にクッキーみたいでとてもキュートです。
均一な厚みの延ばして、切って、タイル状にするもよし・・・
焼き上がったら、本当にタイルとして使えそうな完成度です!
こちらのお二人は、写真も参考にしながら、かなり細かいところまで作品のモチーフを再現しています。
力作ですねー!
そのほかにもアイズピリの作品から、顔が描かれた太陽や・・・
実はたくさん登場しているトランプ
アイズピリの祖父の出身地「バスク地方」のシンボルであるベレー帽なども!
まさにタイトルどおりに、皆さま「いろいろなかたち」を作ってくれました。
CONELさんの窯で焼いてもらって、完成まで二週間ほど。
この状態でも、ちょっとずつ色が違いますが、焼き上がると大きく変化します!
楽しみですね。
ほっこりしたり、熱中したり、寒さを忘れるワークショップでした。
ご参加いただいた皆さま、陶房CONELのおおつきさん、どうもありがとうございました!
音楽鑑賞の場として、所蔵のチェンバロを中心としたバロックコンサートを定期的に開催するほか、ジャズやクラシックなど様々なジャンルの演奏家によるディナー付きコンサートも企画・開催しています。併設するフレンチレストラン「ロセアン」では、ランチ・ティータイムはもちろん、美術館閉館後もゆったりとした空間でライトアップされた庭園を眺めながらの本格的なディナーが楽しめます。