
更新日:2013年12月14日(土) 【nakata Labs なかたラボ】
nakata Labs 「青い服」を開催しました!
昨年、好評をいただいた 「服、見る、着る」 第2弾です。
ファッションアイテムを持ち寄っていただき、それをプロのコーディネートで
シェアしながら身につけていただく、という企画です。
今回は、佐野ぬいさんの作品のテーマカラーである「青」のアイテムでやってみました!
青と言っても、紺やデニム、ターコイズや淡いブルー、柄物までOKです。
前回に引き続きスタイリストとしてお招きしたのは、TOMORROWLAND福山店の前原さん!
持ち寄っていただいたものから、ぶっつけ本番で組み合わせ。
みるみるうちに、スタイリングが出来上がっていきます。
この鮮やかさはまさに神業!!!ほれぼれします。
チェック?ストライプ?
ボトムスが茶なら差し色は?
青、赤、ときたら靴は・・・?
限られたアイテムの中で、くるくるとコーディネートが変化していきます。
トップスをインにするか、袖はどうするか・・・
こまかなところまで、ちょっとした気配りで、ぐっと素敵になります。
前原さんによると「青」は、実は洋服の中の「基本の色」と言えるのだそうです。
黒よりも、もっと似合う人が多くて、何色にも組み合わせられる。
同系色で「紺、青、水色」と組み合わせても素敵だし、
対称的な「赤」や、反対色である「黄」との相性も良し。
言われてみると、確かに!と納得です。
佐野さんの作品の中でも、青と、それ以外の赤・黄・ピンクなどの色が響き合っていますね。
私も、色鮮やかな作品から、そのまま溶け出したようなコーディネートをしていただきました!
新しい装いのまま、作品を見ていきます。
鮮やかな色彩と、クリアなフォルムを平面的に構成した佐野さんの作品。
身につけるお洋服を選ぶように、肩の力を抜いて楽しんでいただけたでしょうか。
洋服には、着る人を明るく、楽しくさせてくれるパワーがあると実感した、とても楽しい時間でした◎
皆様どうもありがとうございました!
更新日:2013年11月4日(月) 【お知らせ】
昨年の夏、Letters展では、古武家さんの絵をもとにしたボタン作りをしました。
尾道の坂の上にある、陶器の工房&ショップ「陶房 conel (とうぼうコネル)」から、
作家のおおつきゆきさんをお招きして、成形から絵付けまで自分で行うというワークショップでした。
そしてこの度は、なんとそのconelのゆきさんに、スペシャルなグッズを作っていただきました!
佐野さんの作品をイメージした、青いブローチです。
もちろん一点一点、手作り。
ほかにない存在感と、優しいたたずまいが魅力です。
飾っておくもよし。
秋冬のストールやジャケットにも、よく映えますよ。
胸にひとつの青をぜひ。
そして、小さくてころころ、つるつるしたこちら・・・!
丸くて青いマグネットも作っていただきました。
絶妙な色合い。
見ているだけで頬がゆるみます。
可愛い見た目ですが、強い磁力で、実用面もばっちりです。
ブローチは2,500円~3,000。マグネットは3つセットで500円です。
なかた美術館のショップコーナーで、どうぞ実物を手にとってみてくださいね。
陶房conel のHPはこちら。
セルフリノベーションの店内には、ゆきさんによる
あたたかで繊細な作品が並んでいます。
絵本に出てくる秘密のあなぐらのような、落ち着く空間。
尾道で、ぜひ訪ねてみてほしい場所のひとつです。
更新日:2013年11月3日(日) 【子どもと美術館】
市内の小学校から、3年生のみなさんが来てくれました!
今回のテーマは「体を使って見る」
まずは体を動かさずに、目だけを使ってじーっと見て、
そのあと寝っ転がって、足でかたちをなぞってみたりしました。
手を叩いて、音の大きさで線の強弱を表したり、
指で形を作ったり。
ゆっくり? すばやく?
絵のなかから、色んな音や動きが見えてきます。
目と体をしっかり動かした後は、作品をスケッチしました!
色と形が響き合う佐野さんの作品を、あえて鉛筆だけでとらえてみます。
佐野さんが描いた形は単純なようですが、具体的なものではないので、
似せて描こうとすると、自然とたくさん見なければいけません。
線ひとつ、丸ひとつ、色の鮮やかさや濃淡も、どんな構成になっているのか、
スケッチしてみるとよく分かります。
みんな元気いっぱいで、一生懸命。
スケッチも、すごく良い感じに仕上がりました。
何を描いてるのか分からなくても、真似して描いたり、動いて見たり、
佐野さんの作品は楽しく見るのにぴったりです。
どうもありがとうございました!