広島県尾道市(しまなみ)の美術館/ポール・アイズピリ、ピカソ、ルオー、小林和作、梅原龍三郎、中川一政、林武などを所蔵。チェンバロによるコンサートやフレンチレストランでの食事も楽しめます。

 
なかた美術館
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美術館の開館15周年の今年、定期的に開催しているチェンバロのミュージアムコンサートも5年目です。

本日、「Flowers 花たちの肖像」展の関連イベントとして、「春を感じて〜バロックヴァイオリンとチェンバロ〜」を開催しました。

 

 

チェンバロの天板にも花の絵が描かれています。

そして、音楽好きだったデュフィの<バラ>などを始めとする花の絵画に囲まれ、

W.F.バッハの「春」、F.クープランの「百合の花ひらく」、「葦」など、春にぴったりのプログラム。

まさに花尽くしのコンサートとなりました。

 

 

バロックヴァイオリンは上野美科さん、チェンバロは小田郁枝さんの演奏です。


 

春らしい、やわらかさと華やかさを併せ持ったバロックヴァイオリンの音色と、

雅やかなチェンバロの音色が、色とりどりのハーモニーを響かせます。


 

 

ボッケリーニの「メヌエット」など、華やかな舞曲や、

J.S.バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ「シャコンヌ」など、これぞバロック!といった、

シックで優雅な音楽など、素晴らしい演奏で、たっぷり聴かせていただきました。

 

 

たくさんの方にお越しいただきました。皆様、どうもありがとうございました!

 

 

 

次回は、6月24日(日)

「初夏の調べ 〜クラリネットとチェンバロ〜」


 

 

モダンの楽器であるクラリネットと、チェンバロの共演です!

なかなかない機会ではないでしょうか。(詳しくは、コンサートのページへ)

あたたかみのあるクラリネットの音が、チェンバロとどんなハーモニーを響かせてくれるのでしょう。

どうぞお楽しみに!


 

 

 

ワークショップ「桜で染める花風呂敷」開催しました!

更新日:2012年4月22日(日) 【nakata Labs  なかたラボ】

本日、「Flowers ~花たちの肖像~」の関連企画

NakataLabs(ナカタラボ) ワークショップ「桜で染める花風呂敷」を開催しました!


 

今回は尾道の向島より、「立花テキスタイル研究所」の方を講師にお招きして、

本格的な草木染めに挑戦です!

 

まずは展覧会を見ながら、様々な画家の作品から

気になる花の形をスケッチして、図案を考えました!



 

挑戦したのは「縫い絞り」という技法。

基本的に、ぐし縫いで縫える「線」で、デザインします。

「線」に沿って縫い、絞った部分が染め抜かれて、白になります。

 

 

もくもくと針仕事。

 

 

そして、桜の枝のチップをぐつぐつ煮出した鍋に投入!

桜餅のような甘ーい香りが漂っています。


 

生地を入れた後、また煮て、冷却、媒染、また染め・・・と繰り返して


 

2回の染めの後、糸をほぐすと、柄が現れます!



ほぐすまで、どうなってるのか分からないので、ドキドキですが、

キレイに染まってるのが分かると、感動!

私も、ちゃっかり参加しちゃってます。



 

こちらの方は、ポール・アイズピリが描いた花をもとにデザイン!


 


こちらは、もともと大好きだったという画家・香月泰男の作品「芙蓉」より。

 


それぞれ、素敵な花柄に仕上がりました!



染まったあとも、良い香り。

以前、子ども学芸員の旅の作品展で、ヨモギやビワで染めた布を展示しましたが、

あのときも、とても良い香りがしていたのを思い出しました。

(ちなみに、オリーブは焼き芋のような香りがするそうです)


染めのレシピや、色んな風呂敷の包み方も教えていただきました!

一日かけて、じっくり取り組んだ草木染め、とても楽しかったです。

みなさん、うもありがとうございました!

 

 

 

お知らせです。アサヒ・アートフェスティバル2012に参加します!

 

 

尾道のシンボリックなイメージが集中する山手地区。

荒廃と再生、観光と生活、日々のくらしと現代アート、さまざまな要素が絡み合い、反応し合う場所で、

AIR Onomichi/光明寺會舘/なかた美術館が手を取り合い、

アーティストの滞在制作、展覧会の開催、レクチャー、コンサートなどの開催を通して、尾道とアートの可能性を探ります。

 

プロジェクト名は

 OPEN STUDIO / ON AIR 

です!

 

なかた美術館は、今夏、広島出身・ロンドン在住の美術家・古武家賢太郎を尾道に招き、

山手での滞在制作〜美術館での発表・展覧会までの活動をメインに行います。

 

アサヒ・アートフェスティバルでは、全国各地でアートを通して地域活動を行う諸団体の

コミュニケーションの場となり、会議やWEBを通して情報交換や、問題解決にむけた提案などを交わす。みたいですね。

と言っても、まったく初めてのことなので、どんな感じなのか…、きっと色んな「出会い」と「化学反応」が起こるのではないかなと、どきどき(緊張)わくわく(期待)しています。

 

そして、来週の14日、15Kick OFF!」と題した、2012年初回のネットワーク会議が行われます。

参加する51団体、全てが紹介されるので、とっても長〜〜〜い会議ですが、UST中継もあるそうなので、当プロジェクトだけでなく、

さまざまなプログラム、アートや地域活動に興味のある方は、ぜひぜひチェックしてみてくださいね!

 

 

 

そして実は、この14日、次回展覧会「Flowers」の初日でもあります。

 

開館15周年の今年、3つのテーマに分けて、なかた美術館の全コレクションを公開していきます。

その第一弾となるのが 

15周年記念 なかた美術館コレクション 1  「Flowers です。

 

 


花の作品ばかりを集めた、春〜初夏にぴったりの作品展になりますよ。

14日(土)、1400〜「ギャラリートーク」を開催します。

作品の世界を、より深く、たっぷりと楽しみたい方におすすめの作品解説。 

こちらはUST中継はありませんので、ぜひぜひ、本物の作品を目にしながら、お楽しみください。

予約不要、展覧会チケットのみでご参加いただけます。

「Flowers」会期中は、この他にも、たくさんのイベントを開催していきます!

詳しくは展覧会のページ

 

414日は尾道と東京、どちらも要チェック!でお願いします!

 

 
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広島県尾道市(しまなみ)の美術館 コレクションは、フランス現代具象画家ポール・アイズピリ、ピエール・クリスタン、エコール・ド・パリを中心としたフランス近代絵画、梅原龍三郎、中川一政、林武ら日本近代絵画、尾道を代表する小林和作、絵のまち尾道四季展招待作家作品など、国内外の洋画を中心とした約200点。
音楽鑑賞の場として、所蔵のチェンバロを中心としたバロックコンサートを定期的に開催するほか、ジャズやクラシックなど様々なジャンルの演奏家によるディナー付きコンサートも企画・開催しています。併設するフレンチレストラン「ロセアン」では、ランチ・ティータイムはもちろん、美術館閉館後もゆったりとした空間でライトアップされた庭園を眺めながらの本格的なディナーが楽しめます。

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広島県尾道市(しまなみ)の美術館/ポール・アイズピリ、ピエール・クリスタン、ピカソ、ルオー、小林和作、梅原龍三郎、中川一政、林武などを所蔵。チェンバロによるコンサートやフレンチレストランでの食事も出来ます。