
更新日:2012年5月24日(木) 【展覧会】
FM福山の「ラジオカー」がやってきました!
「ラジオカー」は街中へ出て、ラジオ放送を中継する車です!
今日は、ちゅーピー号も一緒に!
ちゅーピー号は、初めて見たのですが、けっこう大きいですねえ・・・
ただちゅーピーの絵が描いてあるだけの車じゃないんですよ!
車の中で新聞が刷れる!
助手席にはちゅーピーが乗ってます!
なんか、すごい・・・
そして、中継をつないで、生放送!
FM福山さんには、いつも電話で出演させていただいるのですが、
美術館の中からの放送って、初めてです。
「Flowers 花たちの肖像」をご紹介しましたよ。
パーソナリティーの方が、ラジオでも伝わるように、
「バラが8輪、花器は深いグリーンで・・・」とか
「お母さんと子どもが座っていて、その横に花が・・・」と描かれている
モチーフを説明してくださって、
ああ、なるほど!そう言えばいいのか!と横で心のメモをしました。
でも、「やっぱり本物を見ると良いですね」とも。
絵の具の質感や色、大きさ、筆跡など、実際に目の前にしないと
分からないことがたくさんありますよね。
そして、今週末27日(土)の、キッズワークショップ「花めがね」も、
定員まで、少し空きがあるのでお知らせしましたよ。こちらもぜひぜひ。
お世話になったお二人、ラジオを聴いてくださった皆様、
どうもありがとうございました!
更新日:2012年4月29日(日) 【コンサート】
美術館の開館15周年の今年、定期的に開催しているチェンバロのミュージアムコンサートも5年目です。
本日、「Flowers 花たちの肖像」展の関連イベントとして、「春を感じて〜バロックヴァイオリンとチェンバロ〜」を開催しました。
チェンバロの天板にも花の絵が描かれています。
そして、音楽好きだったデュフィの<バラ>などを始めとする花の絵画に囲まれ、
W.F.バッハの「春」、F.クープランの「百合の花ひらく」、「葦」など、春にぴったりのプログラム。
まさに花尽くしのコンサートとなりました。
バロックヴァイオリンは上野美科さん、チェンバロは小田郁枝さんの演奏です。
春らしい、やわらかさと華やかさを併せ持ったバロックヴァイオリンの音色と、
雅やかなチェンバロの音色が、色とりどりのハーモニーを響かせます。
ボッケリーニの「メヌエット」など、華やかな舞曲や、
J.S.バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ「シャコンヌ」など、これぞバロック!といった、
シックで優雅な音楽など、素晴らしい演奏で、たっぷり聴かせていただきました。
たくさんの方にお越しいただきました。皆様、どうもありがとうございました!
次回は、6月24日(日)
「初夏の調べ 〜クラリネットとチェンバロ〜」
モダンの楽器であるクラリネットと、チェンバロの共演です!
なかなかない機会ではないでしょうか。(詳しくは、コンサートのページへ)
あたたかみのあるクラリネットの音が、チェンバロとどんなハーモニーを響かせてくれるのでしょう。
どうぞお楽しみに!
更新日:2012年4月22日(日) 【nakata Labs なかたラボ】
本日、「Flowers ~花たちの肖像~」の関連企画
NakataLabs(ナカタラボ) ワークショップ「桜で染める花風呂敷」を開催しました!
今回は尾道の向島より、「立花テキスタイル研究所」の方を講師にお招きして、
本格的な草木染めに挑戦です!
まずは展覧会を見ながら、様々な画家の作品から
気になる花の形をスケッチして、図案を考えました!
挑戦したのは「縫い絞り」という技法。
基本的に、ぐし縫いで縫える「線」で、デザインします。
「線」に沿って縫い、絞った部分が染め抜かれて、白になります。
もくもくと針仕事。
そして、桜の枝のチップをぐつぐつ煮出した鍋に投入!
桜餅のような甘ーい香りが漂っています。
生地を入れた後、また煮て、冷却、媒染、また染め・・・と繰り返して
2回の染めの後、糸をほぐすと、柄が現れます!
ほぐすまで、どうなってるのか分からないので、ドキドキですが、
キレイに染まってるのが分かると、感動!
私も、ちゃっかり参加しちゃってます。
こちらの方は、ポール・アイズピリが描いた花をもとにデザイン!
こちらは、もともと大好きだったという画家・香月泰男の作品「芙蓉」より。
それぞれ、素敵な花柄に仕上がりました!
染まったあとも、良い香り。
以前、子ども学芸員の旅の作品展で、ヨモギやビワで染めた布を展示しましたが、
あのときも、とても良い香りがしていたのを思い出しました。
(ちなみに、オリーブは焼き芋のような香りがするそうです)
染めのレシピや、色んな風呂敷の包み方も教えていただきました!
一日かけて、じっくり取り組んだ草木染め、とても楽しかったです。
みなさん、どうもありがとうございました!