広島県尾道市(しまなみ)の美術館/ポール・アイズピリ、ピカソ、ルオー、小林和作、梅原龍三郎、中川一政、林武などを所蔵。チェンバロによるコンサートやフレンチレストランでの食事も楽しめます。

 
なかた美術館
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「子ども学芸員の旅2010」 報告 その1

更新日:2010年7月31日(土) 【子どもと美術館】

7月29日・ 30日、今年で第3回目となる「子ども学芸員の旅」が無事に終了しました!

今年も、たくさんの方にご協力いただき、旅は大変盛り上がりました。

本当にありがとうございました!


その盛りだくさんの旅の様子をご紹介します。

お見せしたい写真も大量にあるので、プログラム毎に記事にしていきますね。

 

まずは、なかた美術館から・・・

今年は「あわ絵の具で ポストカードをつくろう!」というワークショップです。

 

 

みなさん「あわ絵の具」って作ったことありますか?


まず、コップの中に水を入れます、そして食用色素、食器洗い用の液体石けんを少々。

 

 

そこに、ぶくぶく息を 吹き込むと・・・ (決して飲んではいけません!! おいしくないよ)

 

 

 

これが「あわ絵の具」です!


ぶくぶく・・・

 

 

 

 

 

はじけたり、にじんだりして、思いがけない模様ができます。

 

 

赤・青・黄の3 種類の色粉を混ぜれば、たくさんの色を作れますよ。


 

 

 

メッセージやイラストを描いて、オリジナルのポストカードにします。

 

 

あわでできる丸い模様から、ブドウやアジサイを思いついたり、

中には、お父さんやお母さんへの感謝のメッセージを書いている子もいて、ほろりとさせられました。

また「案外何も考えない方が、いい絵が描けた」という感想もありましたよ。


 

家でもやってみたい、と言ってくれた子もいましたので、詳しいご説明を・・・。


用意するのは、コップ、ストロー、食用色素、食器洗い洗剤、水。

 

飲み込まないように気をつけてあげれば、食用色素を買ってこなくても、水彩絵の具が使えます。

(もちろん心配な方は、食用色素をどうぞ。スーパーでひとつ150円くらいで買えます。)

 

洗剤は念のため「純せっけん」のものを使いました。

成分が(純石けん分○○%、脂肪酸カリウム)と表記されていたら「純石けん」です。

 

食用色素も洗剤も、ほんの少し入れるだけで大丈夫です。

でも、飲み込まないように気をつけてくださいね。

 

あと、あわが弾けるときに、目の中に入らないように注意してください。


 

そして、この写真のように周りにこぼれたり、服に散ったりするかもしれないので、

それさえ配慮できれば、とっても簡単にできますよ。

 

 

感覚的に、色や素材と「遊ぶ」こと。

完成型だけでなく、創作の過程を楽しむこと。

そういう表現の喜びを感じてもらえたら良いなと思います。


 

 

 

ありがとうございました!

次回は「尾道市立美術館」MEETS「立花テキスタイル研究所」のワークショップをご紹介します!

 

お楽しみに。

 

 

 

 

 

水辺の・・・

更新日:2010年7月15日(木) 【日常など】

今日の尾道は、少し晴れ間がありましたね。みなさんのお住まいの所では、お天気はいかがでしょうか?

ここ何日かは、さすがにお客様も少なかったのですが、安全第一ですね。みなさん気をつけましょう!

 

さて、当美術館の「受付」に、今オススメの見どころがあります!



すっかりおなじみになった受付の「めだか」

その隣に、小さな器が・・・

 

 

中に、なんと! 卵と子ども達がいるのです!

 


 


お判りでしょうか? 本当に小さな小さな赤ちゃんです。


約一年前に、長崎からやって来た野生の「めだか」ちゃんたち。

その時の記事です。 

 


美術館では 「アイズピリ新作展」 を開催していたのですね。


(一年前:手前にすばやく動く魚影が・・・)

 

この「めだか」たちが、こんなに大きく成長して、家族を作るまでに!

(今日)

 

 

そして、かつては小さくてなかなか見つけられず、写真にも撮れなかった「ドジョウ」も、こんなに堂々たる姿になっています!



うーん よく見ると、ちょっと、コワイかも・・・?

 

 

開催中の展覧会 コレクションプラス「水辺の風景 ビュフェとアイズピリ」 では、

川や運河、海辺を描いた素敵な風景画をたくさん展示していますが、

ぜひこちらの水辺にも注目してみて下さいね!


 

 

 

 

 

 

 

子ども学芸員の旅 2010

更新日:2010年7月8日(木) 【子どもと美術館】

2008年の第一回以来、毎年夏に開催してきた「子ども学芸員の旅」。

三回目となる今年は、7月29〜30日に開催します。




「子ども学芸員の旅」は、尾道市内・瀬戸田から御調までの美術館と博物館6館で行う

様々な体験学習を通して、美術と仲良くなろう!という企画です。

 

たくさんのご応募をいただき、すでに参加者を確定いたしました。

みなさん、楽しみにして下さっていることと思います。 どうもありがとうございます!

 

ただいま「旅のしおり」を鋭意作成中です。

 


アトちゃんも真剣! 間違いがないか、ぴしぴしチェックするよ!


 

 

さて、3回目の今年から、新しい取り組みがふたつあります!

まず、広く地域の文化を知ってもらおうということで、いままでの6館にプラス、

【本因坊秀策囲碁記念館】(因島)でのプログラムが追加されました。

実は囲碁は尾道の「市技」なんですよ。

「碁ランティア(ゴランティア)」さんと一緒に、初心者でも楽しくできる「陣取り合戦」を体験します。

 

また、NPO工房尾道帆布【立花テキスタイル研究所】(向島)さんによるワークショップを取り入れました。

こちらの施設では、しまなみの自然からとれる染料の開発や、綿花の栽培なんかをしているのです。

草や木からとれた天然の染料を使って、大きな布を染める体験をします。楽しそうですねえ。

 

ということで、今年はよりパワーアップして、アートと地域の魅力をいっぱい詰め込んだ旅になると思います。

みなさんと、この夏一番の思い出作りができるように頑張っていきます。

どうぞよろしくお願いします!





 
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広島県尾道市(しまなみ)の美術館 コレクションは、フランス現代具象画家ポール・アイズピリ、ピエール・クリスタン、エコール・ド・パリを中心としたフランス近代絵画、梅原龍三郎、中川一政、林武ら日本近代絵画、尾道を代表する小林和作、絵のまち尾道四季展招待作家作品など、国内外の洋画を中心とした約200点。
音楽鑑賞の場として、所蔵のチェンバロを中心としたバロックコンサートを定期的に開催するほか、ジャズやクラシックなど様々なジャンルの演奏家によるディナー付きコンサートも企画・開催しています。併設するフレンチレストラン「ロセアン」では、ランチ・ティータイムはもちろん、美術館閉館後もゆったりとした空間でライトアップされた庭園を眺めながらの本格的なディナーが楽しめます。

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