コレクションプラス「エコール・ド・パリ」展が始まりました。
更新日:2010年9月22日(水) 【展覧会】
さて、展覧会のほうは本日より コレクションプラス「エコール・ド・パリ」展 が始まりました。
「エコール・ド・パリ」とは、直訳すると「パリ派」という意味で、19世紀末から20世紀初頭にかけて
世界各地からパリに集い、お互いに交流しながらも特定の主義に属さずに描き続けた画家たちの総称です。
主な出品作家は藤田嗣治、モイズ・キスリング、ジュール・パスキン、モーリス・ユトリロやマリー・ローランサンです。
なかた美術館のコレクションに加え、個人蔵の作品などを合わせ27点を展示しています。
所蔵品からは、「絵のまち尾道四季展」招待作家が描いた尾道の風景画や、
香月泰男、梅原龍三郎らが花を描いた静物画など30点を展示しています。
朝晩涼しくなって、ようやく秋の気配を感じるようになりましたね。
ぜひ、美術館でゆっくりした時間をお過ごしください。
コレクションプラス「エコール・ド・パリ」展は 12月26日(日)まで開催しています。
「子ども学芸員の旅 作品展」終了しました!
更新日:2010年9月22日(水) 【子どもと美術館】
9月20日、「子ども学芸員の旅 作品展」が無事終了しました!
作品の搬出・引き取りにも多くの方に足を運んでいただき、マイカップやポストカードなど
自分の作品たちを探して、引き取っていただきました。
切り分けられた「草木染め」もキレイです。
こちらでは、壁に残るピンを一本一本抜く作業を、お母さんと一緒に手伝ってくれています。
そのほかにも、「子ども学芸員」がお手伝いしてくれた場面がいっぱいありました。
美術館の中が、まるで活気溢れる市場のよう。
みんなでやるとあっという間に片付き、9日間の展覧会が賑やかに終了しました。
引き取りに来られなかった方の作品は、「尾道市立美術館」さんでお預かりしております。
何かと不手際もあったかと思いますが、惜しみないご協力をいただいた関係者の皆様に、
心より感謝申し上げます。
どうもありがとうございました!
「子ども学芸員の旅2010」 報告 その6
更新日:2010年9月17日(金) 【子どもと美術館】
さて、「作品展」が好評開催中ですが、ぼちぼち「旅」の内容もおさらい報告していきます。
去る7月30日・旅の二日目、一行は因島の「本因坊秀策囲碁記念館」を後にし、
生口島の「耕三寺博物館」へと進みました!
ここのプログラムは「蓮華観賞と立入禁止ゾーン巡り」です。
普段は立ち入れない茶室「銀龍閣」や、補修作業中の「孝養門西翼廊」を見学しました。
作業に使う道具や、装飾の特徴など、学芸員さんの話を聞きながら「調査表」に書き込んでいきます。
茶室「銀龍閣」の天井の真ん中には、龍の絵が!
敷地内の「千仏洞地獄峡」という洞窟へも入りました。
中には、おどろおどろしい地獄の様子が展示されています。
とっても怖いはず・・・ですが、なんとも心地よい涼しさで、快適極まりない「地獄」でした。
そして境内で見頃を迎えている見事な蓮について色々教えてもらいましたよ。
蓮はキレイなだけでなく、不思議な性質が色々あります。
中でも驚くのは、ひとつひとつの「タネ」ごとにそれぞれ遺伝子が違っているということ!
新たな「タネ」から花が咲いたら、それでもう「新種」と言えるのだそうです。
なんとも不思議な植物ですね。
今年は、たくさん花が育ったので、子ども達が新しい品種に「命名」しちゃいました。
蓮は、しばしば女性に例えられたり、中国由来のため漢文っぽく「漢字三文字」の名前を付けられています。
子ども達も、班ごとにアイデアを練って、一生懸命考え中。。。色や形から連想する言葉を書き出していきます。
どんな名前になったでしょうか。。。??
決定したそれぞれの蓮の名前は、「作品展」でご紹介しています。
さて「耕三寺博物館」には、見どころが多く、かなり駆け足でのご紹介になってしまいました・・・。
また、今回の旅では見学しませんでしたが、耕三寺には「未来心の丘」という
巨大な大理石の野外彫刻庭園のゾーンもあります。
まさに、一日中たっぷりと楽しめる施設ですが、
一行はお向かいの「平山郁夫美術館」へと進むのでした・・・次回の報告をお楽しみに!
「子ども学芸員の旅 作品展」は、20日(月・敬老の日)まで開催中です!
音楽鑑賞の場として、所蔵のチェンバロを中心としたバロックコンサートを定期的に開催するほか、ジャズやクラシックなど様々なジャンルの演奏家によるディナー付きコンサートも企画・開催しています。併設するフレンチレストラン「ロセアン」では、ランチ・ティータイムはもちろん、美術館閉館後もゆったりとした空間でライトアップされた庭園を眺めながらの本格的なディナーが楽しめます。