年末年始休館のお知らせ
更新日:2017年12月27日(水) 【お知らせ】
開館20周年を迎えた2017年も残りわずか。
今年も多くの方にご来館いただき、色々とお世話になりました。誠にありがとうございました。
なかた美術館は以下の日程で年末年始休館いたします。
12月28日(木)〜2018年1月4日(木)
併設のレストラン ロセアンも同様にお休みいたしますので、何卒ご了承ください。
2018年は1/5(木)から開館いたします。
開館20周年記念?『ポール・アイズピリ展 アトリエからの夢』は2/18(日)まで開催しています。
2018年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
夏期休館のお知らせ
更新日:2017年8月19日(土) 【お知らせ】
こんにちは。
まだまだ暑いですが、朝や夕方、風のなかに少し涼しさを感じるようになりましたね。
なかた美術館の夏期休館のお知らせです。
以下のとおり、併設のレストラン ロセアンとあわせてお休みいたしますのでご注意ください。
8月21日(月)〜8月28日(月)
休み明けも引き続き、開館20周年記念? 『海から渡ってきたもの』 を開催しております。
その他のお休みなど、美術館のカレンダーはこちらから。
どうぞよろしくお願いいたします。
【訃報】 Paul AÏZPIRI ポール・アイズピリ
更新日:2016年1月30日(土) 【お知らせ】
2016年1月22日、当館のコレクションを代表する画家ポール・アイズピリ氏が、老衰のため逝去しました。
享年96歳でした。
アイズピリは1919年パリ生まれ。母親はイタリア人で、父親はバスクの血を引く彫刻家でした。
当初は家具職人となるためブールの象嵌学校に入学しますが、1936年よりパリ国立美術学校(エコール・デ・ボザール)で学び、1943年には初個展を開催。
1945年のパリ解放後に、ベルナール・ビュフェらとともに、青年絵画展(サロン・ド・ジューヌ・パンテュール)の創立会員となりました。
その後、プリ・ナショナル賞受賞、ヴェネツィア・ビエンナーレへの出品、ニューヨーク、東京、ジュネーブなど各国で展覧会を開催するなど、具象画家として名声を高めていきます。
パリのほかに、南仏の港町サントロペにもアトリエを構え、ヴェニスやバスクの風物、家族の肖像などを、鮮やかな色彩と自由なタッチで描きました。
年齢を重ねるにつれ、ますます明るく軽やかになっていったその作品は、多くの人々に愛されています。
アイズピリの作品はフランスのパリ市立美術館やルーマン美術館、またベルギーやオランダなど各地の美術館に所蔵されています。
日本においては山形美術館(山形)、ニューオータニ美術館(東京)のほか、ホテル二ューオータニ東京内の壁面に制作した7部作の油彩『カプリ島シリーズ』、ホテルニューオータニ博多のロビーを彩る全長12メートルのフレスコ画『博多の祭り(博多どんたく)』などのコミッションワークもあります。
当館では現在、1点の彫刻と43点の絵画を所蔵しており、ロゴマークもアイズピリ氏に描いていただいたものです。
展覧会を開催する際には描き下ろしのメッセージを送ってくださるなど、常に当館の活動に多大なご理解・ご尽力ををいただいておりました。
※写真は、2013年のパリのアトリエ訪問、および2014年〜2015年の「Paul Aizpiri ポール・アイズピリ展(なかた美術館)」において撮影したものです。
心から哀悼の意を表すとともに、謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。
音楽鑑賞の場として、所蔵のチェンバロを中心としたバロックコンサートを定期的に開催するほか、ジャズやクラシックなど様々なジャンルの演奏家によるディナー付きコンサートも企画・開催しています。併設するフレンチレストラン「ロセアン」では、ランチ・ティータイムはもちろん、美術館閉館後もゆったりとした空間でライトアップされた庭園を眺めながらの本格的なディナーが楽しめます。