広島県尾道市(しまなみ)の美術館/ポール・アイズピリ、ピカソ、ルオー、小林和作、梅原龍三郎、中川一政、林武などを所蔵。チェンバロによるコンサートやフレンチレストランでの食事も楽しめます。

 
なかた美術館
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ずいぶん久しぶりのブログ更新になってしまいましたが・・・

なかた美術館は、今年で開館20周年を迎えました!



1997年の開館以来、20年といえば、赤ちゃんが成人式を迎える年月です。

これまで多くの方々に、当館での展覧会やイベントなどにご参加、ご協力いただきながら歩んできました。

みなさま本当にどうもありがとうございました。

そして、これからも末永く見守っていただければと思います。

 

そんな今年は一年間かけて、美術館の礎となっているコレクションを、テーマ毎にご紹介する展覧会を行なっていきます。

 

第一弾として、今週末から 開館20周年記念機 悒侫薀鵐垢硫莢箸燭繊-エコール・ド・パリを中心に-』がオープンしています。


 


ヴァン・ドンゲン、キスリング、シャガール、藤田嗣治ら、20世紀初頭パリに集まった

「エコール・ド・パリ」と呼ばれる画家たちを中心に、


フランスの近代美術を代表するコローやルオー、ルノワールなど





そのほか画家ポール・アイズピリの作品も含め、56点の作品が一堂に会しています。


 

コレクションのオールスターが集まったようで、なかなかの見応えなのではないでしょうか。


この度はパリの地図や、画家の言葉もあわせてご紹介しています。

パリで育まれた文化や、それぞれの画家たちの思いを想像しながらお楽しみいただければ嬉しいです。


またワークショップなども色々と企画していますので、詳細はこのブログや

twitter展覧会のページなどでお知らせしていきます。

開館20周年記念機 悒侫薀鵐垢硫莢箸燭繊-エコール・ド・パリを中心に-』

 

 


会期は6月4日(日)まで。ご来館お待ちしております。

 


 

チェンバロ クリスマス コンサート『弦で奏でるクリスマス』

更新日:2016年12月26日(月) 【コンサート】

こんにちは。今年も残す所あとわずかになりましたね。

美術館&レストランは、12/28(水)〜1/4(水)年末年始休館 いたします。

どうぞご注意ください。

 

 

 

さて、よく晴れたクリスマスの日にミュージアムコンサート『弦で奏でるクリスマス』を開催しました。

バロックヴァイオリン橘洋介さん、バロックチェロ永瀬拓輝さん、チェンバロ小田郁枝さんのご出演です。

 

バロックヴァイオリンもバロックチェロも、モダンの楽器とは弦の素材や弓のかたちなどが異なり、軽やかで丸みのある音色が特徴です。

弦を使った古楽器ばかりという編成で、フランスを中心としたバロック時代の楽曲をお届けしました。

 

 

まずはチェンバロソロから。

F.クープラン、ラモーなど宮廷音楽家たちが作ったメロディーで、チェンバロのきらきらした音色が楽しめます。

 

 

 

 

続いてバロックチェロとのアンサンブル。

マッスやボワモルティエのチェロ・ソナタでは、チェンバロの鈴のような音色をチェロの心地よい響きが包み込みます。

 

 

 

そしてバロックヴァイオリンとのアンサンブル。

「ばらの花よりも甘く」は恋の歌。

少し切なく、ドラマティックな音色をヴァイオリンがのびやかに奏でていました。

 

 

 

トリオのアンサンブルでは、より多彩な表情で、それぞれの楽器の魅力が引き出されます。

「さやかに星はきらめき」、「神の御子は」、「きよしこの夜」など、定番のクリスマスキャロルも、

バロックの楽器たちが奏でると、より柔らかくゆったりと、落ち着いて聴こえました。

 

 



ご家族連れも多く、嬉しいクリスマスのコンサートになりました。

 

 

今年も、このチェンバロの定期コンサートをはじめ、様々なプログラムでたくさんの方にご参加・ご協力をいただきました。

みなさま、どうもありがとうございました。

 

次回のチェンバロミュージアムコンサートは来年の4月になります。

また近づいたらお知らせしますね。

それまで、来年の1月〜2月はコンサート企画が盛りだくさんです。

 

1月22日(日)

ヴァイオリン しまなみの春 浪漫コンサートvol.2
金関 環 ヴァイオリンコンサート in なかた美術館

ユーモアを交えた軽妙なトークとともに、クラシックからポップミュージックまで

親しみやすくお届けします。

 

 

2月1日(水)

なかた美術館プレミアムジャズコンサート
渡辺貞夫 クインテット 2017

トップミュージシャンの圧巻の演奏を、ぜひライブでご堪能下さい。

 

 

2月12日(日)


バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ
寺神戸 亮 バロックヴァイオリン・リサイタル


古楽器奏者として世界で活躍する寺神戸亮のソロコンサートです。

珠玉のバッハをお楽しみいただけます。

 

いずれもコンサートのページにて、詳細をご覧いただけます。

どれもおすすめのミュージアムコンサートですので、ぜひお楽しみに。

 

 

 

 

 

ワークショップ「ヒンメリをつくろう」を開催しました。

更新日:2016年12月13日(火) 【nakata Labs  なかたラボ】

 

ワークショップ「ヒンメリをつくろう」を開催しました。

 

ヒンメリは、麦わらに糸を通し、多面体を構成して作られるシンプルな飾りです。

静かにゆれる姿を見ていると心が落ち着きます。

壁に映った影も楽しみの一つです。

 

 

今回は講師に上杉裕加さんをお招きしました。

上杉さんは、尾道界隈の素材を使ってジャムやお菓子を作られたり、

定期的にマルシェを企画されたり、生活を豊かにするための一つの提案をされています。

 

 

まず導入として、ヒンメリの材料となる麦について説明をしてくださいました。

パンやクッキー、うどんなど、麦が使われている食材を日頃口にしていますが

その原型となるものについて思いを巡らすことを私たちは忘れがちではないでしょうか。

 

そしてヒンメリ作りのはじまりは、麦の皮むき。

皮をきれいにむいて、節を切ります。

 

 

 さてさて、いよいよ本題のスタートです。

まず水に浸して柔らかくしたヒンメリを同じ長さに切っていきます。

今回は、大、中、小の3種類の大きさを作りました。

 

専用の長い針に糸を通し、ビーズのようにつなげていきます。

まずは三角形を作って糸を結びます。

 

 

さらに麦わらを通していって、

計5つの三角形をつくります。

 

 

 

 

こうして正八面体ができあがりました!

 

簡単なように思えるのですが、針をとおすときに麦わらが裂けたり、結び目がうまくいかなかったりして

シンプルな行程の中にも難しさを感じました。

悪戦苦闘されたであろう様子が写真から見てとれますね。

 

 

しかし一つ作ってコツを掴んでしまえば、そのあとはすんなり作業が進みます。

 

 

最後にタッセルという紐を束ねて作った飾りを取り付けます。

ヒンメリがグンと華やかになりました。

 

 

出来上がったものがこちらになります。

3つの八面体の組み合わせ方によって、

それぞれ違う顔のヒンメリが出来上がりました。 

 

 

大きなヒンメリの中に、ちいさなヒンメリを入れたり。 

 

 

今回はお子さんの参加が多く、みんな熱心に取り組んでいました

頭で構造を考え手先も使うヒンメリ作りは、子どもたちにとっても達成感がありますね。

 

 

フィンランドでは豊穣を祈願する冬至祭の飾りとしてヒンメリが飾られます。

祭りが終わったらヒンメリを燃やして灰にし、畑にまく地域もあるそうです。

そして、ディスプレイとして上杉さんにお持ちいただいた小さな飾りも、麦わらの端切れや木の実を使ってあり、

ヒンメリとの共通点を感じました。

 

 

ものを作ることは、要素をプラスしていくイメージが強いですが

ヒンメリは小さな美しさを掬い取った、最小限の要素でつくられるものだと思いました。

人間の生活は特別なものではなく、自然の循環の一部であることを再認識したワークショップでした。

 

 

参加者の皆さん、上杉さん、ありがとうございました!

 

 

 
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広島県尾道市(しまなみ)の美術館 コレクションは、フランス現代具象画家ポール・アイズピリ、ピエール・クリスタン、エコール・ド・パリを中心としたフランス近代絵画、梅原龍三郎、中川一政、林武ら日本近代絵画、尾道を代表する小林和作、絵のまち尾道四季展招待作家作品など、国内外の洋画を中心とした約200点。
音楽鑑賞の場として、所蔵のチェンバロを中心としたバロックコンサートを定期的に開催するほか、ジャズやクラシックなど様々なジャンルの演奏家によるディナー付きコンサートも企画・開催しています。併設するフレンチレストラン「ロセアン」では、ランチ・ティータイムはもちろん、美術館閉館後もゆったりとした空間でライトアップされた庭園を眺めながらの本格的なディナーが楽しめます。

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広島県尾道市(しまなみ)の美術館/ポール・アイズピリ、ピエール・クリスタン、ピカソ、ルオー、小林和作、梅原龍三郎、中川一政、林武などを所蔵。チェンバロによるコンサートやフレンチレストランでの食事も出来ます。